夜の太鼓 石垣りん 筑摩文庫

石垣りんは詩人だ。そのエッセイを読む。 独り身の生活から、にじみ出てくるような言

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赤線跡を歩く 木村聡 自由国民社

繁栄の限りを尽くした赤線も今は昔である。 そんな町の現在の建物の様子を写真に納め

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殺人現場を歩く 蜂巣敦 山本真人写真 ミリオン出版

東京近郊の有名な殺人事件現場の紀行文。 文章は少なめだ。最低限の事件の事情を説明

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わからなくなってきました 宮沢章夫 新潮文庫

劇作家、演出家である宮沢章夫のエッセイ集。 言葉の感覚が天才的に鋭い人だ。正直言

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リヴァイアサン ポール・オースター 新潮文庫

1992年のアメリカ現代文学作品。 男が爆死する。製作中の爆弾が誤って爆破したら

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寝ながら学べる構造主義 内田樹 文春新書

二年前に出て以来増販を重ねるロングセラー。著者は東大文卒で都立大院出身、神戸女学

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大本営参謀の情報戦記 堀栄三 文春文庫

昭和21年、アメリカ軍が太平洋戦争報告書を米政府に提出した。 内容は次の通り。

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マネーボール マイケル・ルイス 講談社

データ野球、管理野球という言葉があるが、我々は正しくデータを使いこなしているか?

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“Trumpet Voluntary” by Jeremy Harmer, Cambridge University Press level 6

書き下ろし作品だ。 高校のリーダー程度で読みやすかった。 語彙は必要としないが、

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はだしのゲン 中公文庫 中沢啓治

30年ぶりに読んだ。 いまだに怖い(笑) 第一部はピカドンのあと、バラバラになっ

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pink 岡崎京子 マガジンハウス

名作だが初読である。 ユミはブランドを愛する女性。昼はOL、夜はホテトルをやって

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やっちまったよ一戸建て(全二巻) 伊藤理佐 双葉社

30歳の女流エロ漫画家がマンションを出て、一戸建てを新築するまで。 面白かった。

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