英国傭兵を頭とする集団がニューヨーク地下鉄をハイジャックしてニューヨーク市から1000000ドルせしめる計画を、ある鉄道公安官が阻止しようとするパニック・ムービーの佳作。映画「スピード」のような高速バスジャックは日本でも良くあるが、地下鉄ジャックは脱出方法が限られるため、日本でも滅多にない。なおこの映画のトリックは応用可能なので損害保険にNY市は加入したそうだ。

地下鉄ペラム123号が午後2時13分に乗客17人と乗員1名を人質にしてNY市に金銭1000000ドルを要求してきた。1分でも遅れると人質1人を殺すという。市長からは渋々支払の承諾が下りた。しかし武装警官の一人が事故で発砲してしまい激しい銃撃戦が始まる。
やがて報復として乗員一人を犠牲にして銃撃は終わり、金銭の受け渡しに成功する。一方、現場へ向かった鉄道公安官は一体どうやって犯人グループは地下のトンネルから逃げ出すつもりか、推理してみた。

三名ぐらいしかビッグネームは出ていないが、なかなか渋いパニック映画である。
この時代(1975年頃)のパニックものが好きな人にはオススメ。

監督 ジョセフ・サージェント
脚本 ピーター・ストーン
原作 ジョン・ゴーディ
音楽 デヴィッド・シャイア

出演者
ウォルター・マッソー
ロバート・ショウ
マーティン・バルサム
ヘクター・エリゾンド

 

(ネタバレ)
最後に残った犯人を追い詰めるところが、とくに面白い。とくにラストシーンのウォルター・マッソーのどす黒い笑顔が忘れられない。もしオードリー・ヘップバーンの映画「シャレード」であれを見せていたらホラー映画になっていた。
アメリカのコメディ出身の俳優さんは顔芸が優れている。

 

サブウェイ・パニック 1974 United Artists

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