八月の濡れた砂 1971 ダイニチ映配(日活)

70年代のシラケ世代と暴力とセックスを描いているはずだが、 いまでも十分に通用す

続きを読む

実存からの冒険 西研 ちくま学芸文庫

西研は、竹田青嗣の一派(実存主義)に属する東大出で在野の哲学者。学者というより解

続きを読む

Deadly Harvest, Carolyn Walker , Cambridge Univ. Press

イギリスの片田舎へ着任した女主任警部。着任早々に農場で殺人事件が発生する。犯人と

続きを読む

夜の太鼓 石垣りん 筑摩文庫

石垣りんは詩人だ。そのエッセイを読む。 独り身の生活から、にじみ出てくるような言

続きを読む

赤線跡を歩く 木村聡 自由国民社

繁栄の限りを尽くした赤線も今は昔である。 そんな町の現在の建物の様子を写真に納め

続きを読む

殺人現場を歩く 蜂巣敦 山本真人写真 ミリオン出版

東京近郊の有名な殺人事件現場の紀行文。 文章は少なめだ。最低限の事件の事情を説明

続きを読む

おかあさん 1952 東宝

戦災で焼け出された一家は、やっと元のクリーニング屋を開くことができた。 しかし長

続きを読む

南から来た男 1979 イギリス

ロアルド・ダールの名作をドラマ化。 「予期せぬ出来事」シリーズの第一回。 ジャマ

続きを読む

シャーロック・ホームズ ショスコム荘 グラナダTV

銀星号事件に続いての競馬に関する事件。 コナン・ドイルにより最後に書かれた事件と

続きを読む

わからなくなってきました 宮沢章夫 新潮文庫

劇作家、演出家である宮沢章夫のエッセイ集。 言葉の感覚が天才的に鋭い人だ。正直言

続きを読む

リヴァイアサン ポール・オースター 新潮文庫

1992年のアメリカ現代文学作品。 男が爆死する。製作中の爆弾が誤って爆破したら

続きを読む

寝ながら学べる構造主義 内田樹 文春新書

二年前に出て以来増販を重ねるロングセラー。著者は東大文卒で都立大院出身、神戸女学

続きを読む