お風呂屋さんが空っぽになったほどのラジオドラマの映画化第一弾。
戦後の大型メロドラマ第一弾でもある。

1945年東京大空襲の夜、数寄屋橋で互いに名乗らず再会を約して別れた後宮春樹と氏家真知子は、半年後会うことはできなかった。
佐渡島の料亭の娘・綾の協力で、真知子は春樹を探し求めて遂に二人は再会したが、その日は真知子と浜口勝則の結婚式の前日だった。
やがて春樹は役所の上司に転任してきた勝則に失職させられる。
勝則の仕打ちに真知子は離婚を決意するが、そのときすでに勝則の子を宿していた…。

総集編でなく、三部作を見るのは初めてである。
川喜田雄二が結婚前優しかったのに、結婚してしまうと横暴な夫になってしまう浜口役を好演。
夫の豹変は、いかにもありそうな話だった。

 

監督: 大庭秀雄
原作:菊田一夫
脚本:柳井隆雄
撮影:斎藤  毅
音楽:古関裕而
主題歌:織井茂子
 

出演:
氏家真知子:岸惠子
後宮春樹:佐田啓二
綾:淡島千景
後宮悠起枝:月丘夢路
加瀬田修造:笠智衆
浜口勝則:川喜多雄二
信枝:望月優子
梢:小林トシ子
あさ:野添ひとみ