金田賢一はデビュー作だったのだろうが、主役を張るには下手すぎた。
無表情なのだが、これが単なる仏頂面なのだ。
演技の基本がなってない。
親父のカネヤンが金を出したのだろうか?
救いは田舎のホステス演じる結城しのぶである。
もともと好みのタイプだし、色気に圧倒される。
当時弱冠25歳だが、美人は老けやすいのか、生活の疲れを感じさせる。
それでいて、お肌の曲がり角を感じさせなかった。
他に津山登志子も濡れ場を演ずる。
原田芳雄と、ういういしい手塚理美が共演。

 

監督 後藤幸一
脚本 福地泡介
原作 丸山健二

 

出演
金田賢一 (田舎へUターンした電気工)
田村幸司 (親友)
結城しのぶ (ホステスあけみ)
原田芳雄 (あけみの愛人)
若杉愛
津山登志子
手塚理美 (親友の婚約者)

正午なり ATG 1978

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