イギリスの女流作家メアリー・ノートンの児童文学「床下の小人たち」を、スタジオジブリが映画化した。
宮崎駿が脚本を務める。
監督は「千と千尋の神隠し」の原画を描いた 米林宏昌。
小人のアリエッティは両親と人間の家の床下に暮らしている。
まわりに仲間たちはなく、ゴキブリやムカデたちと生存競争の毎日。
彼らは決して人間に見られてはいけなかった。
しかしアリエッティは病気で静養するため、引越してきた翔に偶然、姿を見られてしまう。
英国文学が原作だから、舞台を日本に置き換えても英国の香りがする作品。
神木隆之介は今や人気声優だから当然だが、志田未来も好演。
大竹しのぶがはじめは誰かわからなかったぐらい、役作りに徹している。
樹木希林の嫌みな家政婦ぶりもなかなか良い。
全般的に好印象。
監督 米林宏昌
演出 奥井敦
脚本 宮崎駿 丹羽圭子
原作 メアリー・ノートン
企画 宮崎駿
プロデューサー 鈴木敏夫
作画監督 賀川愛 山下明彦
主題曲/主題歌 セシル・コルベル
出演
志田未来 (アリエッティ)
神木隆之介 (翔)
大竹しのぶ (アリエッティの母)
竹下景子 (貞子)
藤原竜也 (スピラー)
三浦友和 (アリエッティの父)
樹木希林 (家政婦ハル)

借りぐらしのアリエッティ 2010 スタジオジブリ・東宝

投稿ナビゲーション