篠田三郎の朗読。
無理に女性の声色を作らず、地声で演じている。
「雪国」を語った加藤剛と違い、素直な気持ちで聞ける。
登場する女性は薫(踊り子)と義姉やその母など、何人かいて、誰のセリフか戸惑うこともあった。
しかし、全体的にはいい朗読だと思う。
今さらながら、小説としても素晴らしい作品だ。
学生は最初はエロティックな気持ちで旅芸人に近づいたのだが、最後は純粋に彼らと友情を取り交わして、別れに涙する。
映画としても田中絹代、美空ひばり、鰐淵晴子、吉永小百合、内藤洋子、山口百恵が主演している。
原作の英訳:

伊豆の踊り子 川端康成 新潮CD

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