高村薫の直木賞受賞作。原作と比べて、くどさはないが、映画の出来は???。
監督 : 崔洋一
製作 : 中川滋弘 / 宮下昌幸 / 大脇一寛
プロデューサー : 田沢連二
原作 : 高村薫
脚色 : 丸山昇一 / 崔洋一
配役:
中井貴一 (合田雄一郎)
萩原聖人 (水沢裕之)
名取裕子 (高木真知子)
小林稔侍 (林原雄三)
萩原流行 (須崎靖邦)
岸部一徳 (木原郁夫)
暴力団員が殺される。凶器は鋭く尖ったものだが、何か不明。
続いて法務省の刑事部長が同じ凶器で殺される。
合田刑事は林原弁護士が恐喝を受けているのではないかと疑う。林原は二人とつながりがあった。
さすがR指定だ。
のっけから萩原聖人と菅原大吉のホモシーンだ。
シャブ中の女がヘア解禁を突破してあわやのシーンあり、
名取裕子もいい年なのに、脱ぎまくり。
回想シーンの作りが甘い。小林稔治の若い頃が豊原功補じゃあ、似てないよ。ここが致命傷か?
しかし現代に戻ってからの小林と萩原の殺し合いのシーンは迫力があった。
映画には合田と加納検事との特殊な関係は出てこない。
また水沢の二重性格ぶりがぼんやりとしか描かれていない。
これは殺人動機に繋がる重要な点なんだけどな。
見ていると何故殺さねばならないか、わかりにくいと思った。
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マークスの山 1995 松竹