監督 : ルードヴィヒ・バーガー/ マイケル・パウエル
製作 :アレキサンダー・コルダ
原作 : Lajos Biro
脚本 : Miles Maleson
撮影 : Georges Perinal
音楽:ミクロス・ローザ
配役
コンラート・ファイト(Jaffar)
サブー (Abu)
ジューン・デュプレ (Princess)
John Justin (Ahmad)
Rex Ingram (Djinni)
バグダッド王アーマッドは宰相ジャファル(実は魔法使い)のたくらみで投獄される。そして「バグダッドの盗賊」(アブウ少年)に助けられ南の港町バスラへ。
そこで彼は絶世の美女(と言う設定)と出会う。アーマッド王はたちまちその姫と恋に落ちる。
そこにもジャファルが来て、嫌がる姫と婚約する。しかもジャファルの魔法で王は盲目にされ、アブウは犬にされる。
姫は船で連れ出され、愛するアーマッド王の魔法を解くためジャファルに身を委ねる。元に戻った王とアブウは姫を追うが、難破して、アブウだけ海岸に漂着した。
彼は巨人ジニーに出会い、千里眼が隠されているという寺へ。見事千里眼を盗み出したアブウは、王を見つけることが出来た。
王は、巨人に乗って宮殿にかけつけたが、捕えられる。千里眼で見ていたアブウは、千里眼を岩に投げつけた。すると・・・
アラビアン・ナイトもの。ダグラス・フェアバンクスの名作無声映画をリバイバルしたものらしい。
イギリスお得意の色彩映画で、パウエル・バーガーの監督コンビだ。
当時はどういう世代がこの映画を楽しんでいたのだろうか?戦争の最中でドイツからミサイルが飛んで来るというのに。
王様お姫様はイラク人という設定だが、もちろん俳優は白人。サブウは名前からして印度系かな。
でもこの時期の英国映画は、なぜか発音に癖を感じない。
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