アニメ「ソードアート・オンラインがテレビ放送通算4クールまで放送した上に、劇場版アニメになった。原作はテレビ放送されたアインクラッド、フェアリーダンス、ファントム・パレット、マザーズ・ロザリオ編とテレビ未放送のアリシゼーション編の橋渡しをするようだ。
ミュージカル界から神田沙也加、井上芳夫、鹿賀丈史が敵の主要メンバーの声を演ずるとあって少し不安だった。彼ら俳優はアニメの完成絵をイメージできないから、感情が薄くなったり棒読みになってしまいやすい。
しかしアニメおたくの神田沙也加(松田聖子の娘) だけは問題なかった。一人三役振られた上、キャラクタソングを突然歌わされてもきちんとお仕事をしていた。あっぱれあっぱれだ。この子は声優歌手の第一人者水樹奈々を超えそうだ。

あらすじ:
世間ではもはやVRMMORPGではなく、ARMMORPGの移行しようとしている。キリトの仲間たちもアルブヘイムに籍を置きながら、眠らなくてもオーグマーというギアを装着するだけで楽しめる人気ARMMORPG「オーディナル・スケール」を楽しんでいる。キリトだけは町での格闘戦に慣れず、やる気になれない。そんなときアスナはキリトにママに会って欲しいという。どうやら二人の関係は順調そうだ。
SAO サーバーと連携しているのかSAO のボスキャラが東京に顔を出すようになって来た。アスナとクラインはキリトを引っ張っていき、攻略に参加するがキリトは全くついていけない。ゲームアイドルの黒いユナ(AI) が登場して歌い終わるまでにボスキャラを倒せば、勝利ボーナス確定である。見事にアスナがとどめを刺して、ユナからキスのご褒美をもらう。しかし何故かクラインの仲間が病院送りにされていた。
続いて再びアスナ、クラインはSAOボスが出る情報を得て集合する。クラインチームは一人まだ来ないのでアスナに先に入ってもらう。すると「オーディナル・スケール」第2位の騎士が現れてクラインたちを襲う。
翌日キリト白いフードを被った娘と出会うが、娘は消えてしまう。アスナは2位の騎士は血盟騎士団の落ちこぼれノーチラスだと気付き、キリトに打ち明ける。その日21時から再びボス戦が行われたが、アスナやシリカ、リズペットが参加する。ボスキャラは相当に強くアスナはシリカを庇った瞬間、頭部に鋭い痛みを感ずる。その夜キリトはアスナからSAOの記憶が無くなったことを知らされる。病院ではアスナの記憶にスキャンされた跡があり、オーグマーを付けたSAOサバイバーが次々と記憶障害を訴えていると聞く。

オーグマーの謎を追うキリトは、官僚の菊岡に依頼するが相手は経産省の肝いりなので口出しは難しいという。彼の前に白いフードの娘が再び現れる。どうやらAI のようだが、何か言いたげだ。その子の指差す方向をユイがマップに落とすと大岡山の東工大を指していた。
東工大には茅場明彦の師匠でARの第一人者重村教授がいた。彼はARの持つ副作用についてシラを切り続ける。キリトはアスナの家を初めて訪ねる。彼女の記憶障害はさらに進んでいた。キリトはアスナの記憶を取り戻すことを誓う。
また白いフードの娘がキリトの前に現れて言葉を初めて交わす。その娘は重村教授の娘ユナだったが、SAOで死んでいた。彼女はもっとランキングを上げないと真相には近づけないと語る。キリトは恥も外聞もなく直葉に剣道の教えを乞い、他人の横取りをしてまでボスを倒す。
そして黒ユナのライブの日、仲間を先入れしてキリトはエイジとARで戦っていた。だがエイジは能力をブーストする機械を持っていたので、キリトがその機械を外すとあっけなく倒すことができた。
ライブ会場では突然黒ユナが歌うのをやめて、スキャン用のボスキャラが多数発生した。キリトでも歯が立たない。その時白ユナが現れ、ここで一斉に記憶スキャンが行われれば記憶障害では済まず死亡者が出ること、未到達のSAO100階層のボスキャラを倒して手に入るアイテムならライブ会場の敵を倒せると言う。そして最後のSAO戦が始まる・・・。

ミュージカル俳優出身の井上芳夫と鹿賀丈史は少し棒読みだった。それだけ声優が感情を過剰に込めているからだろう。どちらが良いか悪いか問題では無い。
松岡禎丞ら有名声優陣はいつも通りの演技だった。特に劇場版だからと変わらない。ずいぶん映画慣れしている。ただしアスナ役の戸松遥は濡れ場が多かったのに、色気が少なかった。
作画は力が入っていた。とくに25分ごろのアスナの入浴シーンは声に色気がない分を補っていた。

劇場版ソードアート・オンライン 「オーディナル・スケール」 2017 アニプレックス

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