Fundamental社の発売するsoulnoteブランド のフルレンジ・スピーカーss1.0を入手しました。以前購入した2ウェイ同軸スピーカーsm10のバージョンアップを相談しようとお店のサイトを覗いたら、まさかのss1.0中古が出ていました。10年前にはあこがれたものですがフルレンジにしては高かった。ポチッとしたら翌日お店の社長から直接連絡があって、鈴木哲氏が新品をこれから作りますがそれでも良いですかと聞かれて即OKしました。

二週間ほどして送られてきて鳴らし始めました。エイジングは必要でしたが、フルレンジ(バスレフ)ですのでそれほど時間は掛かりませんでした。これは間違いなくスタジオモニターの音です。好き嫌いがハッキリ分かれます。NModeのX-PW7でメイン機Dynaudio SP25の代わりに聞いてますが、プロのギタリストが作っているのだからギターとくにアコギが得意です。バスドラは腹にパンチがズブッと入るような力ある音になります。ピアノは高音のうるさいところがなく、ややソフトだけれどリズミカルに聞こえます。ジャンルの得意不得意はとくにありません。何せ、前掛かりで立ち上がりの速い音です。録音は良いに越したことはありませんが、周波数レンジが控えめですから優秀録音でなくとも十分聞けます。
このスピーカーは10年前発売されましたが見なくなって久しいので、ディスコンになっているとばかり思っていました。現在も毎月一台は売れているようです。購入先は主にスタジオでしょうね。

なお、自分は決してタイムドメイン系の後ろ向きのフルレンジ・サウンドも嫌いでありません。そもそもダイヤトーンのDS5000Vの音が一番好きでしたが、お金持ちでないので住環境に適応しません。。要するに好みが多岐に分かれて極端なんです。前向きの音も好みの一つです。

スピーカーユニット数に関しては多いに越したことはありませんが、狭い部屋で大型マルチウェイやマルチスピーカーを上手く鳴らすのは無理です。家具付き8畳間でも無理で、結局貧乏人には宝の持ち腐れです。昔はナショナルのラジオ・クーガ1150で音楽を楽しんでいたのでモノラル・フルレンジの音にも抵抗はありません。

従ってスピーカーは2ウェイまでにしています。ただしソースによって村田製作所やタンノイのスーパーツイーター、あるいはTAKETなどを追加します。

soulnote ss1.0 (フルレンジ・スピーカー)

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