「疑惑のセオリー」のリチャード・ドナー監督とメル・ギブソン、ダニー・グローバー主演シリーズの第四作。
劇中、ギブソンが若手警官にノックアウトされるシーンもあり、そろそろ体力の衰えを感じさせる。
これが最終作になるようだ。
しかし、相変わらず痛快作品。
米国内でも芸術的評価は低いが、おもしろさは、決して低くない。
テレビの刑事コンビシリーズ一年分ぐらいのギャラを使って脚本を集めて、その中から選んでいるのではないか?
時間を掛けてじっくりと面白いものを作っている。
もちろん、おきまりの家族の問題も描かれているが、決して暗くならないのが良い。
要するにナニも考えなくても良いのが嬉しい。
こういう風に後になるほど、面白くなるシリーズ作品というのは珍しい。
刑事のリッグズ(ギブソン)、マータフ(グローバー)、私立探偵のレオ(ジョーペシ)のトリオは相変わらず、初っぱなからガソリンスタンドを吹っ飛ばしたり、輸送船を座礁させたり、ハチャメチャだ(笑)
今回の相手はとうとうハリウッドに乗り込んだ香港映画アイドル、ジェット・リーである。
中国政府に逮捕された香港マフィアの四人組を救出するため、人民元を偽造し身代金にしようとする。
何せ、リーはカンフーであり、最後の決着は素手のリーに対して機関銃で決着を付けるという、卑怯なものになっている(笑)
この映画の成功で、ジェット・リーはハリウッドで主演作も製作公開され、順風満帆である。