東宝映画1,000本目の記念作品として、「日本誕生」は三船敏郎を初めとする豪華豪華陣で出演で日本古来の神話を映画化したスペクタクル・ドラマ。ところが製作が間に合わず、GW公開が秋の公開になってしまった。本当の千本目は何だったのか?
2005年には稲垣浩監督生誕100周年を記念し、ニュープリント版で再上映している。

 

 

あらすじ

 
景行天皇は小椎命(おうすのみこと)の勇敢な性格を警戒して、都から遠ざけて熊曽征伐を命じる。大伴建日連は身内を皇位につけようと画策している。
小椎命が伊勢神宮斎宮の倭姫に会いに行くと、弟橘姫と出会う。
熊曽を討ち取った小椎は熊曽の弟タケルから日本武尊の名を授けられる。都に帰った日本武尊に、天皇はすぐ東国征伐を命じる。

日本武尊は天皇から天叢雲剣と倭姫から万が一の時に開ける袋を与えられる。その剣は須佐之男命が八岐大蛇を退治して手に入れたものだったが、天皇が与えたものでなかった。
その剣は、焼津でだまし討ちにあって猛火に囲まれた日本武尊の命を救って以来、草薙の剣と呼ばれる。都へ帰る船に乗っていると遭難しそうになるが、弟橘姫が海中に飛び込み日本武尊は助かる。

身にかかる不幸は陰謀と思った日本武尊は。しかし、大伴は天皇が日本武尊を待っていると騙し、日本武尊は命を落とす。大伴は神罰により全滅。尊の魂が変身した白鳥は伊勢神宮上空を回った後、高天原に向かう。
 

雑感

 
映画自体は長いだけで面白くない。途中に挟まれる神話エピソードに登場する乙羽信子の天宇受売命が印象に残っている。
 

スタッフ・キャスト

 
監督 稲垣浩
製作 藤本真澄 、 田中友幸
脚本 八住利雄 、 菊島隆三
撮影 山田一夫
特技監督 円谷英二
音楽 伊福部昭
 
配役
小椎命(オウス)後に日本武尊(ヤマトタケルノミコト)
須佐之男命(スサノオのミコト)(二役) 三船敏郎
景行天皇 中村鴈治郎
若帯日子命(ワカタラシ) 宝田明
大伴建日連(オオトモ) 東野英治郎
倭姫 田中絹代
弟橘姫 司葉子
語り部の媼 杉村春子

八百万の神々 榎本健一
八百万の神々 有島一郎
八百万の神々 三木のり平
思金神(オモイカネの神) 柳家金語楼
天宇受女命(アメノウズメの神) 乙羽信子
布刀玉命(フデタマの神) 加東大介
天津麻羅(アマツマウラの神) 小林桂樹
手力男命(タヂカラの神) 朝汐太郎
天照大神(アマテラス大神) 原節子

 

日本誕生 1959 東宝

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