元教師の女性が田舎の農園に嫁ぎ、農業と畜産業に生きる姿をモノローグで描くテレビ用ドキュメンタリー
エリック・ロメールが監督している。カラー映像で撮影はネスター・アルメンドロス

雑感

エリック・ロメール監督がTV向けに撮った短編ドキュメンタリー
田舎町で農夫と結婚し農園で毎日働く女性の日常を、牧歌的な映像で描いている。
農民の生活だから不安定で厳しい面があるけれど、今のところ幸せな人生を送っている。

恐らく商業作品だろうが、のちのロメール作品に生かされている。

例えば、四季の物語の最終作「恋の秋」でも、ぶどう園を経営する女性が描かれている。

キャスト

モニク・サンドロン   本人

スタッフ

監督:エリック・ロメール
撮影:ネスター・アルメンドロス
製作:バルベ・シュローダー

ストーリー

モンフォーコンは、フランス北東部の農村である。
自分の家畜を持つという夢を抱いていた元教師の女性は、広大な農園を営む農夫と結婚して数年が経つ。
彼女は、農場での暮らしを快適だと満足している。彼女は牛からミルクを搾り、畑を耕し、ニワトリの卵を収穫する。
しかし、女性にはきつい肉体労働が多く、人手不足の時期には季節労働者を雇い入れる。
知性派の彼女は村会議員にもなり、村のために活躍している。

 

モンフォーコンの農婦 FERMIERE A MONTFAUCON 1967 ロサンジュ製作 – エリック-・ロメール監督のドキュメンタリー

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