クレジットは小栗旬が最初だが、実質的に長澤まさみが主演する山岳映画。撮影は雪山が多い。奥穂高岳を中心に八方尾根、立山連峰といった日本アルプスで撮影された。

 

 

あらすじ

 
三歩は、山岳救助ボランティアとして活動する。山と縁がなかったのに北部警察署山岳救助隊に配属された椎名久美は、野田隊長や三歩の指導により成長してゆく。
 
久美が少し天狗になっていたある日、絶壁から落ちた青年を救助しようとして、野田の指示を聞かずに向かった彼女でしたが、残念ながら青年は亡くなってしまう。久美は自問自答する日々が続く。
 
続いて集団遭難が発生する。久美は親子の救助へ徒歩で向かうが救急ヘリが着陸できず、ひとまず久美は親子を連れ山頂へ向かう。娘だけを何とかヘリに乗せることができたが、久美は父親と山に残る。
三歩は二人を助けに山頂へ向かうが、雪崩が起きてしまう。収まってから三歩は2人を見つけるが、久美は心臓停止している。懸命な心臓マッサージのおかげで、三歩ら三人は無事救助される。

雑感

 
登山家には散々の酷評だった映画。クレパスが実際の日本にあるものとは違うそうだ。
それより特に何の盛り上がりもなかった方が問題だと思ったがw。
漫画のラストは良かっただけに、そっちを映像化してもらいたかった。でも撮影監督が命を賭けないと、良い山岳映画は撮れない。
 

スタッフ・キャスト

 
監督 片山修
脚本 吉田智子
撮影 藤石修

 
配役
三歩 小栗旬
久美 長澤まさみ
野田 佐々木蔵之介
 

岳-ガク- 2011 東宝

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