高校駅伝映画。長崎を舞台にしている。原作は39巻もの超長編漫画。

子供の頃、療養先の島から戻る途中、奈緒子は誤って船から落ちて助けられるが助け上げた船長は溺れ死んでしまう。船長の遺族の中に幼い雄介はいた。

年月は経って奈緒子は高校生になり陸上部に入る。その記録会で雄介と再会する。雄介は短距離選手として期待されていたが、駅伝挑戦を宣言する。父が昔駅伝の名選手だったのだ。

いてもたってもいられず九州へやって来た奈緒子だったが、雄介は複雑な気持ちだった。二人の関係を知った監督は奈緒子を駅伝の臨時マネージャーとして採用する。

上野樹里は同郷だが,あまり好きじゃない。三浦春馬も線が細くてどうも感情移入できない。

この映画はライバルの綾野剛の演技だけで見てしまった感がある。

監督役の笑福亭鶴瓶が出てくると長崎県で撮影している雰囲気がなくなったが、京都でも東京弁だけでドラマを撮影しているのだから、これはこれで仕方ないわ。でも長崎弁で映画を作っても面白かったと思う。

監督:古厩智之

出演

上野樹里
三浦春馬
柄本時生
綾野剛
笑福亭鶴瓶

奈緒子 2008 日活

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