売れない理論派の俳優が女装して成功を勝ち取るという傑作コメディー。
ジェシカ・ラングはこの映画でアカデミー助演女優賞を獲得している。
マイケルのGFサンディがオーディションで台本も読ましてもらえず落とされた。
一言文句を言ってやるため、女装してオーディションを受けると、プロデューサーに気の強さを認められ、合格してしまう。
その上、看護婦役のジュリーに一目惚れ。男だと打ち明けられなくなる。
そのうち、ドラマの人気者になって、雑誌の巻頭を飾るようになる。
誰が見てもバレバレなメイクだが、アメリカには当時こういうタイプの女性はいなかったのだろうか?
映画で男性はウーマンパワーに虐げられていたが、実際の世の中が男性社会であることは変わりない。
あえて、女装して告発することで女性の溜飲を下げ、男性にも考えさせる契機になったのだろう。
監督 シドニー・ポラック
脚本 ラリー・ゲルバート、 マレー・シスガル
原案 ドン・マクガイア、 ラリー・ゲルバート
撮影 オーウェン・ロイズマン
音楽 デーヴ・グルーシン
主題歌 スティーブン・ビショップ
出演
ダスティン・ホフマン (Michael、Dorothy)
ジェシカ・ラング
テリー・ガー
ダブニー・コールマン
チャールズ・ダーニング
ビル・マーレイ
シドニー・ポラック (George)

トッツィー 1982 コロムビア

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