中京競馬場 12月2日 晴良馬場、やや時計が掛かる馬場。1800mで1分49秒台は出ないだろう。
一倍台の人気3歳馬ルヴァンスレーヴ(南部杯)に古馬は歯が立つか?
二番人気は前走JBCクラシック勝ちのケイティブレイブ、三番人気JBCクラシック3着でモレイラに乗り替わったサンライズソア、4番人気は3歳馬オメガパフューム。
レースでは前走JBCレディスクラシックを勝ったアンジュデジールが最内からすんなり鼻に立ち、内ラチ沿い一頭分を開けた状態で前半1000を61秒9とスローに落とし込む。
後半はペースが上がり、早めに2番手に上がったルヴァンスレーヴ(デムーロ騎乗)が直線を向いてからジワジワと追い出して残り200で先頭に立ち、外からサンライズソアが追いかけるとさらにもう一伸びを見せて、優勝。2着はなんと最後尾から最内を突いたウェスタールンド(藤岡祐騎乗)がサンライズソアをクビ差差し切った。
逃げた牝馬アンジュデジールは残念ながら4着まで。5着はこれも3歳馬オメガパフューム。
ルヴァンスレーヴは勝ち時計は1分50秒1、上がり35秒6だった。ただ表面的な数字が示すより強かった。まだ上積みはありそうだ。次走は東京大賞典かフェブラリーS か。
2番人気を11着と期待を裏切ったケイテイブレイブは、前走が京都ダート1900とあまり向いていない環境で激走した影響だろう。マークが外れたら東京大賞典で見直しも必要だろう。
3番人気サンライズソアは中団外目を走り、斤量差1キロを差し引いても勝ち馬と差が付いた。大井は昨年のジャパンダートダービー以来だが、その時はヒガシウィルウィンの2着と走った。東京大賞典での逆転に期待したい。
チャンピオンズ・カップ(中京競馬場ダート1800m) 2018 ルヴァンスレーヴ