ギリシャ神話の特撮映画を30年ぶりにVFXでリメイク

主人公は若き日のペルセウスである、ゼウスと人間の間に生まれた子だがワケあって人間の養父母に育てられる。
アルゴスでは身勝手な神々とそれに対して抵抗する人間の戦いが続き、ついに巨大なゼウス像が引き倒され、怒ったゼウスの兄冥界の神ハデスによりアルゴス王女のアンドロメダは呪われる。そして数日のうちに怪物クラーケンにその身を差し出さなければ町全体に破滅をもたらすという。
神と人間の間に生まれた半神であるペルセウスにアルゴス王はクラーケン退治を命ずる。ペルセウスはクラーケンを倒すためにまずメドゥーサの首を奪いに行く。

VFXなのでオリジナルの制作者レイ・ハリーハウゼンのファンとしては不満な部分はある。脚色も大幅になされている。
しかしギリシャ神話が欧米人の精神的支柱だからこそ度々ファンタジックなリメイクが作られる。
日本人が欧米人を理解する上でも神話の理解が必要だと思う。それはハリー・ポッターにしても変わらない。

 

出演者はサム・ウォーシントン(「アバター」)、リーアム・ニーソンレイフ・ファインズほかだ。ウォーシントンは若きペルセウスで、リーアム・ニーソンが弱体化したゼウスで、レイフがハデスに扮する。

ペルセウスは神話ではアンドロメダと一緒になるはずだったが、映画ではアンドロメダを振ってゼウスにより呪いの解かれたイオと一緒になる。

スタッフ

 
監督 ルイ・レテリエ
脚本 トラヴィス・ビーチャム 、 フィル・ヘイ 、 マット・マンフレディ
製作総指揮 リチャード・D・ザナック 、 トーマス・タル 、 ジョン・ジャシュニ 、 ウィリアム・フェイ
製作 ベイジル・イワンイク 、 ケヴィン・デラノイ
撮影 ピーター・メンジース・ジュニア
VFX ニール・コブルド

 

配役

ペルセウス: サム・ウォーシントン
ゼウス:  リーアム・ニーソン
ハデス: レイフ・ファインズ
イオ: ジェマ・アータートン
ドラコ: マッツ・ミケルセン
アンドロメダ: アレクサ・ダヴァロス
ポセイドン: ダニー・ヒューストン
メデューサ: ナタリア・ヴォディアノヴァ
アテナ: イザベラ・マイコ
カシオペア: ポリー・ウォーカー

タイタンの戦い Clash of the Titans 2010 ワーナー・ブラザーズ製作・配給

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