RWBY」を初めて見たけど面白すぎる。アメリカから逆輸入したジャパニメーションだ。2013年からのアメリカ作品であり、Youtubeで第一シーズンから第三シーズンが配信された。その部分を今回日本語吹き替え版で配信及び放送する。
「RWBY」は、現在第四シーズンまで続いている。第一、二シーズンのクリエイターであり監督兼脚本家のモンティ・オウムは残念ながら2015年に亡くなられた。

日本では2014年に劇場版として上映され、翌年国内版BD/DVDも発売された。その時点で既にアメリカらしいド派手でスピーディーなアクションと、英国っぽいハリー・ポッターのような能力者学園ものであること、そして日本的なチープなCG作画と脚本や演出が、一部の日本人に馬鹿受けしていた。例えば第1話でのグリンダの攻撃シーン、第2話のSD(デフォルメ)シーンなど。それからポリゴン丸出しの画は、ヤオヨロズ制作「手さぐれ!部活もの」の方がマシだと思うほどだ。

この作品が今まで国内でテレビ放送されなかったのは何故かおそらくアメリカ作品にしてはチープ過ぎるCGだったことが原因である。
2013年秋に日本のCG会社サンジゲンは「蒼き鋼のアルペジオ-アルスノヴァ-」を制作して、アメリカのディズニー(アナと雪の女王)やピクサー(モンスターズ・ユニバーシティ)の3Dと違う独自のメカニカルな進化を始めていた。当時はCGの進化を競う時代だったのだ。

 

その中で「RWBY」はパソコン上のPoser という安いソフトで作画していて、しかもそのソフトの能力すら使い切らなかった。ディズニー系CGと全く違うものだったのに、世界中の多くのファンに愛されたのだ。
それはおそらくアクションに全振りしたから、また日本CGの現状レベルを知らなかったということもあるが、最大の原因はアメリカの制作会社Rooster Teethがアニメを無料配信して音源やブルーレイ・ディスク販売で儲けるビジネスモデルを採用したからだ。要するに制作費を安く仕上げた

 

では何故今国内で放送され始めたのか。チープなCGアニメであっても面白ければ日本で広く受け入れられるようになったからだ。すなわちディズニーのようなモデリングとワークステーション・ネットワークは必ずしもCGアニメに必要ないことを、あるアニメが証明したからだ。
それが今年放送された「けものフレンズ」(制作ヤオヨロズ)に他ならない。素朴な脚本を元にして小人数の作画陣に素晴らしい音楽、主題歌、さらに力はあるが若手の台頭で暇になった声優を起用して、成功すら解は一つの回は期待されないにも関わらず大成功してしまった。
つまり「RWBY」は柳の下のドジョウなのである。


以上は「けものフレンズ」フリークの友人が語った説である。適当に聞いた方が良い。

では改めて何故今国内で放送され始めたのか。2017年秋から冬に予定される第4期BD/DVDの販促という見方があるw。

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Youtube配信アニメRWBY (ルビー) 米国 2013 「けものフレンズ」との関わり

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