時計は良馬場1分10秒2、洋芝戦だったのでこの世代のスピードはまだわからない。
ただし連闘策は要注意という法則はいまだに健在だった。
新馬戦から連闘のアクティブミノルが12番枠から好発進して上がり3ハロンを12秒×3ほどで流し、逃げ切り完勝。
一番人気の4枠マイネルエスパスは入れ込んだか、スタートで先手を取れず、好位で揉まれて直線で下がり5着に敗退。
見せ場があったのは上がり上位の2着タケデンタイガー、4着2番人気牝馬トーセンラーク、後方から追い込んだ7着キッズライトオンぐらいのもの。
中でも11番人気に過ぎなかった2着馬タケデンタイガーは武市厩舎の管理馬。レースでは中団の経済コースを通り、直線勝ち馬に一馬身と迫った。
武市康男調教師はかつてクラシック候補だったタケデン(1982年安田記念の勝ち馬)をはじめとしてタケデン軍団を率いていた進吾氏のご令息である。現在軍団は叔父の弘氏に率いられているようだ。
タケデンタイガーはタケデンの曾孫にあたる。
私はタケデンの子供でタケデンビクトリーという馬(オープン戦だった頃の不良のマーチSを蛯沢が先行まくりで勝った)が好きだったため、良く覚えている。
古い血統が洋芝で復活するのも嬉しいものだ。
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