今期は割合見られるアニメや既に定評があるアニメの第3弾など多くて、暇を潰すことが出来た。それどころか映画を見る時間がなくなった。

早速トップ3を発表する。

 

第1位 SSSS.GRIDMAN TRIGGER制作

 

円谷プロのウルトラシリーズとは別路線の特撮番組「電光超人グリッドマン」(1993年)を元にしたTRIGGERの新作アニメ。ウルトラシリーズや「新世紀エバンゲリオン」に対するオマージュ的演出が多くて、なかなかアニメとして見ると斬新だった。

「グリッドマン」は仮想的な電脳空間に存在する巨大ヒーロー。ウィルスバスターを擬人化したようなものだ。今回は「ある町」に現れた巨大怪獣を倒していくのだが、何故か翌日になると人々は怪獣のこともグリッドマンのことも忘れている。この町に一体何が起きているのか。主人公裕太、友人内海、GF六花の三人組と新世紀中学生と名乗る中年集団がこの町に巣食う闇と対決する。

 

第2位 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない Cloverworks 制作

 

通称「青ブタ」。現代風のラノベタイトルだが、実は「時をかける少女・タイムトラベラー」以来の伝統的青春SFファンタジーを原作にした作品。思春期症候群はよく使われる医学的な用語だが、それを使って思春期に誰もがぶつかる問題とSF現象を絡めていく。最初は引退した子役スターが学校で誰とも触れ合わず孤独に過ごしていると、やがてあらゆる人から存在を認識されなくなる話。

 

第3位 ウチのメイドがウザすぎる! 動画工房制作

 

ロシア美幼女のメイドは、元女性航空自衛官なのにロリコンだった!動画工房が今期「アニマエール」と二本立てで放送した「ウチのメイドがウザすぎる!」はマンガを原作にしたシチュエーション・コメディ。主演よりも脇を締めるみどりんやワシワシ、森川といった面々が良い味を出していた。

 

佳作Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2 ニトロプラス他制作

 

台湾霹靂社の布袋人形劇第2弾。再び、虚淵玄を監修、脚本に起用して特撮を多用し、従来の人形劇の枠にはまらない弾けた作品にしてくれた。今回は禍世螟蝗(カセイメイコウ)に追われた殤不患(ショウフカン)が魔剣目録の一部を蠍瓔珞(カツエイラク)に奪われてしまう。また西幽からやって来た刑吏嘯狂狷(ショウキョウケン)は殤不患捕縛の支援を査察役人鬼鳥に依頼する。

 

 

優秀アニソン賞 不可思議のカルテ 桜島麻衣版(青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ないED)

 

 

青春期の不安を思わせるメロディが素晴らしい。

 

 

 

2018年秋期ベストアニメはTRIGGERと円谷プロがタッグを組んだ「SSSS.GRIDMAN」

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