アガサ・クリスティ原作の冒険ミステリ。
原題は、The Secret Adversary。
ずっとAdversaryの意味は「機関」だと思っていた(^^ゞ
第一次大戦後の不況下。
労働党がイギリスの政権を取ったらソ連のようになっちゃうと信じられていた時代。
久しぶりに再会した幼なじみのトミーとタペンスは、英国の極秘条約文書消失事件に巻き込まれてしまう。
文書を狙っている革命組織の大ボス・ブラウンは誰なのか。
文書と一緒に消えた娘はどこにいるのか?

何度もテレビで見ていたが、新たに完全版DVD(吹き替え)で見た。
はじめは犯人が誰だか忘れていたが、途中で思い出した。
犯人ブラウン氏は目立たない男と言う設定だったが、十分目立っていた(^^)
フランセスカ・アニスの声は従来通り田島令子が演じていた。
いささかお年を召されたが、フランセスカ自身が派手な人だし、当時四十路前だったから、それほど差は感じなかった。
ジェイムズ・ワーウィックはテレビ版の「ささきいさお」ではなかった。
しかし、違和感はなかった。
ワーウィックは老けて見えるが、実は若くて、団塊の世代なのだ。
発売されているDVDは実質三枚組なのに、四枚組になっていて割高だと思う。
中古商品が出るのを待った方がいい。

秘密機関 1982 ハピネット・ピクチャーズ

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秘密機関 1982 ハピネット・ピクチャーズ” への0件のフィードバック

  1. フランセスカ・アニス

    「二人で探偵を」、このたびCSで目にしたが、以前にも見た記憶が。今回も、そして以前もたしか思った感想が、タッペンス役の女優の顔の造形&化粧、メーキャップの“あっぱれ”さだ。もともとの顔のつくりだけでため息が出るような造形美をなしている上に、原作当時の古きよき時代のゴージャスな衣装とメイクでの凄まじいばかりの美しさは“おおぉ~”って感じ。…

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