ろくなことがなかった一年だったが、最後ぐらいパット儲けたい。
土曜は各馬紹介から
1枠1番 オーシャンブルー
好枠だが近走が悪すぎ。三年前の2着馬(1着ゴルシ)。
1枠2番 ×ヒットザターゲット
内枠に入った目黒記念1着、札幌記念2着と走っていたが、JCでは前が崩れる展開も13着と惨敗。再び2番枠だが押さえまでだ。
2枠3番 ◎ラストインパクト
ディープ産駒だが菱田が騎乗で人気薄。ラブリーデイとは対戦成績4勝1敗、ただ母父ディンバーカントリーの勝負弱さが勝ちきれない。グリグリの連軸馬。しかし単勝は買わないだろう。
2枠4番 ○ラブリーディ
一時期は中長距離最強馬かと思われたが、キングカメハメハの血は濃く2400M以上のレースは弱そう。府中は駄目でも中山なら何とかなるかも知れない。対抗格。
3枠5番 ×アドマイヤデウス
日経賞の勝ち馬。天皇賞、JCと連続二桁着順。連下まで。
3枠6番 ×アルバート
四連勝中でG2ステイヤーズSまで勝った。大した特徴は無いが好調は買う。連下まで。
4枠7番 ▲ゴールドアクター
スクリーンヒーロー産駒で菊花賞3着後休養を挟んで7月から3連勝。とくに前走はアルゼンチン共和国杯G2。JCをパスして有馬でG1制覇目指す。父は府中向きだったが、その父グラスワンダーは中山、阪神内回りでG1を四勝。ゴールドはゴールドでもと実況で言われそうなので、一応タテ目も押さえる。
4枠8番 ワンアンドオンリー
ダービー馬だが最近はさえがない。近走、好位が多いが、追い込み競馬が向いているのでは。
5枠9番 △サウンズオブアース
昨年菊花賞2着の実力馬。好走するが決め手がもの足りないか。連下まで。
5枠10番 トーセンレーヴ
かつてはブエナビスタの下と騒がれたダービー候補もオープン連勝でここまで勝ち上がってきた。可哀想だが消し。
6枠11番 △キタサンブラック
前走はまさかの2枠イン待機G前強襲で菊花賞をもぎ取った。重賞は既に三勝と実は3歳の斤量55キロでは最強馬かも知れないが、人気の外枠だと先行策を取らざるを得ないかも知れない。怖い一頭だが頭には据えられない。とは言え7枠10番のマヤノトップガン(95年優勝)を切ってしまった経験から嫌な感じのする馬。連下まで。
6枠12番 △リアファル
ゼンノロブロイにエルコンドルパサーの肌。なかなか長距離向き。前走は菊花賞の外枠で先行しきれなかったが、楽に逃げさせたらリアルスティールを神戸新聞杯で完封したように完勝するだろう。ただ、ルメールが載るため、他の騎手は警戒するはず。人気の外人騎手の逃げ切りは少ない。連下まで。
7枠13番 ルージュバック
牡馬相手にきさらぎ賞を勝った3歳牝馬代表。しかし世代的にはミッキークイーンが圧倒的であり、そのミッキーがJCで案外だったのでまだ古馬には通用しないか。当日の馬体重と気配が気になる。
7枠14番 ダービーフィズ
函館記念の勝ち馬だが、JCは出遅れがあって9着。
8枠15番 ?ゴールドシップ
有馬記念は過去外枠しか入ってない。三年前はスローをまくって優勝、その2着はオーシャンブルー。しかし強かった3歳時と違い、6歳で力任せの競馬はある程度流れる展開だと難しい。澱む流れだったら向正面から仕掛けるかも知れない。3着までだと思うが、一つだけ奇手「枠入り不良」という手段がある。これをやられると他の奇数枠馬を潰すかも知れない。三歳時の名コンビ内田(皐月、菊花、有馬優勝)で奇跡の復活はあるだろうか。
8枠16番 マリアライト
エリザベス女王杯を勝って古牝馬代表。しかしヌーヴォレコルトは外枠だったので足下をすくっただけで、それほど強いとも思わないし、馬体も維持できるかな。
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土曜のレースが終わって芝で走った種牡馬を観てみると力馬の勢揃い。
馬の格付けを種牡馬のパワー中心にしてみる。
1,ゴールドシップ、オーシャンブルー(ステイゴールド)
2,サウンズオブアース(ネオユニヴァース)
3,アドマイヤデウス、アルバート(アドマイヤドン)
4,ダービーフィズ(ジャングルポケット)
5,ゴールドアクター(スクリーンヒーロー)
6,リアファル(ゼンノロブロイ)
7,ルージュバック(マンハッタンカフェ、有馬記念を勝ってるが思ったより非力)
8,ラブリーディ、ヒットザターゲット(キングカメハメハ)
そして兄ブラックタイド(キタサン)の方がディープインパクトより少し上。
しかしディープインパクトも力のかかる日でも確実に一勝は上げられる。
上記の中でステイ、ネオユニ、アドマイヤドンは狙いを上げるが、鞍上の不調、柏木集保の本命ということでAデウスは眉唾。アルバートの方を重視。
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また調教欄から一週前の数字を中心に見る。
Bヒットザターゲット、
Bラストインパクト
Bアドマイヤデウス
Aアルバート
Aゴールドアクター
Bワンアンドオンリー
Bキタサンブラック
A+ルージュバック(しかし牝馬だけに反動があるかも)
Aゴールドシップ
直前急仕上げ気味 サウンズオブアース、リアファル
現状維持 ラブリーディ、マリアライト
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次に出走前馬体重。
ラストインパクト、キタサンブラックが減少気味とこれは痛い。
あと猛調教を行ったルージュバックは絞れたのか成長が止まったのか疑問が残る。
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そしてローテーション。
目黒記念、札幌記念、JCと3ヶ月おきに使っているヒットザターゲット、天皇賞、JCを凡走のアドマイヤデウス、エリ女やJCから2戦目のルージュバック、ゴールドシップはいい目が出そう。秋連勝のキタサンは中山の方が向いている馬。7月の1000万から3連勝のゴールドアクターはギリギリ調子を保つか。
連勝ストップのラブリーディは嫌。500万から4連勝のアルバートはもうおつりがないかも。京大、JCを善戦しながら勝ちきれなかったサウンズオブアースは日経賞4着しか中山経験が無い。リアファルは休みがなくて前走惜敗が嫌。
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ということで当日朝の予想は、
◎ラストインパクト 菱田は何度も前が詰まって、まさか二年続けて有馬に乗せてもらえるとは思わなかったろう。馬体が減らないことを祈る。
○ゴールドアクター 前走は道悪の鬼メイショウカドマツに格の違いを見せた。次代のヒーローかも。
▲ゴールドシップ 内田の騎乗法は僕とは相容れないが、馬も最後とわかれば素直に言うことを聞くかもしれない。僕も母父Mマックイーンとは古いつきあいだし。
◭ルージュバック 大竹調教師の実父大崎昭一が最初に勝った8大競走は有馬記念のカブトシロー。
△アルバート これも上がり馬。前走の切れは凄かった。
△サウンズオブアース 昨年の3歳クラシックはスピードだけの低レベル?
△キタサンブラック 今年の3歳は確実に強い。好調維持。
×ヒットザターゲット 岩田より先に小牧の有馬での一発が見たい。
×ラブリーディ さすがに一年を通して走るのは疲れた。
×アドマイヤデウス そろそろ走る季節。
×リアファル かなり強いんだけど逃げたら目標になるし、本当はダート馬じゃないかな。
以上。