監督 細田守
主演 仲里衣紗
共演 原沙知絵(芳山和子)
2006年、ロングランされた作品である。
原作は40年前の筒井康隆のジュブナイル小説。
何度か角川春樹らの手により映画化されている。
角川歴彦が引き継いだ角川書店が今回、アニメ映画化した。
このアニメをもとにしたマンガの出来は大したことがなかったので、映画もどうかと思っていた。
アニメの方が、少し雰囲気は出ていた。
設定は原作より二歳年上の17歳。
原作の持つ甘酸っぱさはない。
現代風味である。
原田知世の映画や、同じ原作のNHKドラマ「タイムトラベラー」を見ると、ぷーんと制服のにおいがするのだ。
それがこの作品にはなくて、物足りない。
(ただし本来の主役芳山和子が叔母さん役で出演は、うれしい。)
主演は今どきの子らしく、声も個性的である。
実物は若い女優で、かわいらしい。
しかし顔にやや癖があり、一般受けしそうにない。
声優に専念すべきだ。

時をかける少女 角川 2006

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