昨年の覇者レイデオロが出走せず、G1馬10頭出走だが、G1を既に5勝のアーモンドアイと比べると、一枚落ちるメンバーの秋盾。

府中の良馬場を逃げたのは牝馬アエロリット(戸崎)。絶対的人気馬アーモンドアイ(ルメール)は好位のインを行く。外から他の有力馬(サートゥルナーリアダノンプレミアム)がマークして二コーナーで窮屈なところに入りかけるが、すっと下げる。外枠アルアインの方がかかった感じ。前半は59秒とスロー。

淡々と進むが、直線を向いて動き始める。先ずアエロリットにダノンプレミアムが外から襲いかかるが、内一頭分開いたところをアーモンドアイに刺されてしまう。アーモンドアイはそのまま抜け出し、最後は抑える余裕を見せて、3馬身差で優勝。タイムはレコードから0.1秒差の1分56秒1と異次元の速さである。

ダノンプレミアム(川田)はアエロリットをクビ差抑えてしまうが、鞍上はまたG1で二着と勝てない。

四着に後方から飛んできたユーキャンスマイル。五着はワグネリアン。

サートゥルナーリアは好位から全く伸びず6着。やはり三歳牡馬は先行馬ロジャーバローズがダービーを勝つぐらいだから、春の勝ち馬はこのまま消えてしまいそうだ。

 

天皇賞・秋 2019 アーモンドアイ 逃げ馬の狭い内を突いて完勝

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