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初めてのシステムコンポ

      2016/09/02


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大学進学で上京を機にはじめてシステムコンポを購入してもらえることになった。
シスコンとは一般に幅43cmから47cm程度に統一されたステレオチューナー、アナログプレーヤー、アンプ、カセットデッキ、タイマー、スピーカー(スピーカーのサイズは任意)から成り、主に青少年向け組み合わせ商品で70年代からアンサンブルステレオに変わり、とくに自分の部屋を持った若者に爆発的人気を誇った家電品だ。
日本の住環境に合わせてハーフサイズコンポなども作られた。

 

当時人気のパイオニア・プライベートというシスコンが欲しかったのだが、出入り業者が日立のお店だったもので、値引率の関係で、日立のミニコンを買った。
日立のミニコンもMOS-FETをおごるぐらいのことはして欲しかったが、安かったので諦めた。
貸しレコード屋(懐かしい)が西早稲田の交差点の少し手前(高田馬場寄り)にあった。
新生活はそこでマイルス・ディビスの「スターピープル」を借りて、シスコンでダビングすることから始まった。

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