(○)ダン・フォーゲルマンが脚本を書きグレン・フィカーラジョン・レクアが監督した、ロマンティック・コメディ映画である。
主演は、スティーブ・カレルライアン・ゴズリング、共演はジュリアン・ムーア、エマ・ストーン、さらにマリサ・トメイケヴィン・ベーコンも出演している。

雑感

スティーブ・カレル演ずる、お堅い亭主の女房(ジュリアン・ムーア)が同僚と不倫をしたが、ライアン・ゴズリング演ずる遊び人の友人によって手ほどきを受け、楽しい人生を送る。
しかし、今度はその友人が娘(エマ・ストーン)に手を出してしまった・・・。

米国でこの映画は、非常に人気が出て興行収益でも大きな黒字を生んだ。
アメリカ人はこの手の話が好きなのか。
ライアン・ゴズリングゴールデングローブ賞の 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされた。

 

キャスト

キャル・ウィーバー – スティーヴ・カレル
ジェイコブ・パーマー – ライアン・ゴズリング
エミリー・ウィーバー – ジュリアン・ムーア
ハンナ・ウィーバー – エマ・ストーン
ジェシカ・ライリー – アナリー・ティプトン
ロビー・ウィーバー – ジョナ・ボボ
モリー・ウィーバー – ジョーイ・キング
ケイト・タファティ – マリサ・トメイ
クレア・ライリー – ベス・リトルフォード
バーニー・ライリー – ジョン・キャロル・リンチ
デイヴィッド・リンハーゲン – ケヴィン・ベーコン

スタッフ

監督 グレン・フィカーラ、ジョン・レクア
脚本 ダン・フォーゲルマン
製作 スティーヴ・カレルデニース・ディ・ノーヴィ
製作総指揮 デイヴィッド・A・シーゲル、ヴァンス・デジェネレス、チャーリー・ハートソック
音楽 クリストフ・ベック、ニック・ウラタ
撮影 リー・ヘイキソール

ストーリー

冴えないキャルは、妻エミリーから「他の男と寝たので離婚したいの」と持ち出される。
キャルは、馴染みのバーで「デイヴィッド・リンハーゲン」に妻を寝取られたと愚痴っているとき、見知らぬ男性から誘われる。その男ジェイコブは「男らしさを取り戻せ」とキャルに助言を与える。

ジェイコブは、キャルに服装から女性のくどきかたまで教える。キャルは、ジェイコブの言うとおりにするが、なかなかうまく行かない。ある女性ケイトに真実を語るが、女性を誘う事に成功し、男らしさを取り戻す。
ベビーシッターのジェシカは、年上のキャルと付き合いたいが、キャルの息子ロビーもジェシカに恋していた。
キャルは、中学校でのロビーの三者面談で久しぶりにエミリーと再会し、別れた後の状況を話し合う。二人の雰囲気は良かったのだが、担任教師がケイトだったのでキャルはその場から逃げ出す。
一方、遊び人ジェイコブは、キャルの娘とは知らずハンナと付き合い始める・・・。

女遊び生活が空しくなったキャルは、家族の住む自宅付近に出没しました。そのとき、エミリーから電話が掛かってきました。キャルは地下室給湯器のことを尋ねられましたが、それはエミリーの口実に過ぎないことを見抜いていました。キャルもエミリーも、関係修復を望んでいた。

久しぶりにジェイコブより電話があり、相手の女性の両親に挨拶に行くので助言がほしい、とキャルは頼まれ「本性を出すな」と釘を刺します。
ジェイコボは、ハンナの自宅に来て初めてジェイコブがキャルが父親だと知る。ジェシカがキャルへのラブレターを両親に発見されたため、彼女の父バーニーがそこに乱入し、さらにエミリーの不倫相手デイヴィッドも加わり大乱闘になる・・・。

結局、キャルはジェイコブとハンナが交際する事に反対する。その後、しばらく家族と連絡を控えていたキャルは、息子ロビーの卒業式に参加する。
ロビーは、卒業者代表で語り始めるが、途中で敵わぬジェシカへの恋に話題は移り「真実の愛なんてありはしない」と言う。そのとき、キャルが割り込んで語り出す。

それは15歳以来のエミリーへの恋心だった。そして、最後にキャルは「愛してるよエミリー」と言い、ロビーも「愛してるよジェシカ」と訴える。

キャルは卒業式に来ていたジェイコブを呼び「娘を頼むぞ」と軽くびんたをします。ロビーは、ジェシカに断られるが、代わりにヌード写真を贈られる。エミリーは「本当につらい一年だった」と二人は同時に笑った。

 

 

 

ラブ・アゲイン Love Again 2011 カルーセル・プロ製作 ワーナー・ブラザーズ配給 スティーブ・カレル主演のロマンティック・コメディ

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