精神病院で殺人事件が起き、容疑者の患者ライヒが逃亡する。家宅捜索で見つかった写真から、彼の父親はナチスの強制収容所にいた囚人である可能性が浮上するライヒの母親を訪ねたアリシアは、かくまわれていたライヒに襲われ軟禁されてしまう。(番組HP)

父親は収容所に入れられている時にナチスの人体実験で精神病を悪化させられ、のちに自殺している。息子にもその性質は遺伝して病院に長期入院していたが、実はナチスの医師の弟子が息子に対して長期に渡り人体実験をしたため病状が悪化したという訳。

ナチスドイツも日本同様に収容所の囚人相手に人体実験をしていたことは有名。しかし人間操作実験はヨーゼフ・メレンゲ(小説と映画「ブラジルから来た少年」の主人公)を中心とした医学者が行なっていて、しかも双子の対照実験の形をとっていたはず。ドラマが扱ったような一人の狂人をさらに凶暴にする処方は無駄な感じがする。

ポーランド未解決事件課 第6話 TVP

投稿ナビゲーション