地球温暖化により北極の氷が溶けて北半球が大寒波に襲われるパニック映画。
起きる確率は低いが、全くあり得ない話ではない。
監督はローランド・エメリッヒ、主演デニス・クェイド、ジェイク・ギレンホール

 

 

 

 

あらすじ

 
南極での調査中に巨大氷河の崩落を目撃した古気候学者のジャックが、地球温暖化に関する学会で世界規模の気候の変化を予測する。やがて、世界各地で異常気象が次々と発生し、NYではジャックの息子サムが、津波に襲われる。観測衛星からの報告では北半球に大陸を覆うような巨大ハリケーン状低気圧がいくつも存在していた。サムは図書館の上層階に逃げ込み、携帯がつながらないため父に公衆電話で救助を求める。父は大統領に事の重大さをブリーフィングした後、フィラデルフィアからニューヨークへ徒歩で向かうが、大雪が積もっており、何人もの人たちが凍死していた。それでも図書館を探すと、最上階が雪面から顔を出して、息子たちを助けることができる。早速、ジャックはメキシコへ亡命しているアメリカ政府に連絡し、米軍ヘリコプターを高層ビルの屋上で救助を待つ人々のところへ飛ばすのだった。
 

 

雑感

 
日本では割合人気がある方のパニック映画だ。アメリカではトンデモ映画と信じられていて、今一つ人気がない。いかにもトランプ大統領の言うことを信じる国民のいる国だと思う。

この手の映画を作ると、結局人間は何もすることができなくて、最後は家族の問題に置き換えて無理やりハッピーエンドにしてしまうことが多い。しかし実際は変化が起きるのは急なことではない。人間はいくらでも後戻りするチャンスがあるのに放置してしまい、じわじわと真綿で首を絞められるものなのだ。
 

 

スタッフ・キャスト

 
監督 ローランド・エメリッヒ
製作 マーク・ゴードン 、 ローランド・エメリッヒ
脚本 ローランド・エメリッヒ 、 ジェフリー・ナクマノフ
撮影 ウェリ・スタイガー
衣装デザイン レニー・エイプリル
音楽 ハラルド・クローサー

 
配役

ジャック・ホール(夫)   デニス・クエイド
息子サム     ジェイク・ギレンホール
恋人ローラ・チャプマン  エミィ・ロッサム
ジェイソン・エヴァンズ  ダッシュ・ミホク
フランク・ハリス   ジェイ・O・サンダース
ホール医師(妻)   セーラ・ウォード
J.D. オースティン・ニコルズ
ブライアン・パークス  アージェイ・スミス
ジャネット・タカタ研究員  タムリン・トミタ
パーカー    サーシャ・ロイス
ラプソン博士   イアン・ホルム
副大統領   ケネス・ウェルシュ
 

デイ・アフター・トゥモロー The Day After Tomorrow 2004 ライオンズゲート製作 20世紀フォックス配給

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