原作者の意向か、韓国人スタッフによるほとんど韓流映画。
中山美穂が12年ぶりの映画主演である。
当初は少し偏見があったが、案外キチンと撮影していたと思う。
ただ、どのシーンにも既視感があった。
航空会社のエリート東垣内は婚約者の光子を東京に残してバンコクに赴任した。
バンコクでは謎の女沓子と出会い、情事を重ねる。
しかし婚約者が二人のことを感づき、乗り込んでくる。
東垣内の東京帰任とともに二人は別れざるを得なかった。
25年後、再び東垣内はバンコクに現れる。
原作者の奥さん中山美穂の体当たり演技がある。
12年ぶりの映画でこういうシーンは少し見苦しい物がある。
もっと若いころにやっていたら良かったのに。
出演
中山美穂 (間中沓子)
西島秀俊 (東垣内豊)
石田ゆり子 (尋末光子)
加藤雅也 (桜田善次郎)
マギー (木下恒久)
監督 イ・ジェハン
脚本 イ・ジェハン イ・シンホ イ・マニ
原作 辻仁成
撮影 キム・チョンソク

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