監督 坪島孝
脚本 田波靖男、市川喜一
音楽 宮川泰
撮影 内海正治
配役:
怪盗ジバコ:植木等
鈴木次郎:谷啓
明智少伍郎:ハナ肇
姫野ナナ:浜美枝
眉田洋子:豊浦美子
バンド:アウト・キャスト
ゴーゴーガール:青山ミチ
クラブの歌手:木の実ナナ
クラブの司会者:小松政夫
挿入歌:
『ジバコの唄』
作詞:田波靖男
作曲:宮川泰
歌:谷啓
『余裕がありゃこそ』
作詞:青島幸男
作曲・歌:植木等
『恋のフーガ』
作曲:すぎやまこういち
歌:木の実ナナ
『一日だけの恋』(インストゥルメンタル)
作曲:水谷淳
演奏:アウト・キャスト
つい最近、北杜夫先生がなくなられた。
追悼特集というわけではないが、たまたまこの映画を見ずに保存していたので、早速見た。
駄作という評判とは裏腹に、平均的な出来だった。
原作とは全くの別物。
クレージー映画で、植木等、谷啓のツートップはいつもの通り。
植木は怪盗ジバコに扮し、浜美枝を口説き、谷啓はジバコに翻弄される警官。その恋人が豊浦美子(当時の青春スター、ウルトラセブンのアンヌ隊員役に内定していたが本編からお呼びがかかり、後輩の菱見ゆり子と交替した)
世界的怪盗ジバコは日本の誇りを頂戴すると挑戦状を警視総監に送りつける。
警視庁は警戒を怠らないが、変装の名人ジバコを捕らえることは難しい。
しかしその裏でもう一つの国際的陰謀が・・・
音楽映画ではない。
まず青山ミチとアウトキャストは唄っていない。
そのかわり、木の実ナナが迫力ある歌声とダンスを魅せている。

クレージーの怪盗ジバコ 1967 東宝

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