有名漫画のドラマ化したものの最後の部分を映画化して、だめ押しのボロ儲けしようとしたフジテレビの陰謀うごめく作品。
パリ・コンセルバトワール留学したのだめと千秋先輩のお話。
ピアニストであるのだめの夢は指揮者である千秋とのラベルのピアノ協奏曲の共演。
しかし千秋は一足先に孫Ruiとその曲を公演してしまう。
失意ののだめにシュトレーゼマンはショパンのピアノ協奏曲の共演を持ちかける。
二人の監督を使って、しかも総監督まで置いて、撮るほどの映画かなと思う。
パリまで行って、フランス人俳優をわずかしか使わず、使っても全員吹き替えという手法にはあっけにとられたが、
コメディーだと割り切れば結構なことである。
しかし後編は監督が替わってシリアスパートになるのだ。
いっそのこと配役からがらりと変えた方が良かったのでは?
上野樹里についてわかったことは、少なくとも演技は下手じゃない。
でもNHKが時代劇のお姫様をやらせるのは無謀だった。
タイプじゃない。
総監督 武内英樹
監督 武内英樹(前編)/川村泰祐(後編)
脚本 衛藤凛
原作 二ノ宮知子
撮影 山本英夫
出演
上野樹里 (野田恵)
玉木宏 (千秋真一)
瑛太 (峰龍太郎)
水川あさみ (三木清良)
小出恵介 (奥山真澄)
ウエンツ瑛士 (フランク)
ベッキー (ターニャ)
山口紗弥加
山田優
谷原章介
なだぎ武
福士誠治
竹中直人 (フランツ・フォン・シュトレーゼマン)

のだめカンタービレ最終楽章 前後編 2009~2010 東宝 

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