監督 : 井上梅次
製作 : 杉原貞雄
原作 : 南条範夫 (「大岡政談魔像編」)
脚色 : 高岩肇
撮影 : 岡崎宏三
 
配役:
三橋達也 (石岡達夫)
宝田明 (有馬信介)
森川信 (倉本刑事)
高田稔 (高山純一郎)
白川由美 (高山芳子)△
佐竹明夫 (高山啓三)
月丘千秋 (高山干恵子)○
中田康子 (別所輝子)
伊藤久哉 (山崎静夫)×
岡田眞澄 (藤村通也)
高松英郎 (工藤晋一)
 

ミステリ映画である。
 

強請屋工藤が殺される。
第一の容疑者は有馬、殺された晩、工藤を殴っているところを目撃された。
第二の容疑者は恐喝された藤村が依頼したチンピラ二人組。
第三は倉庫係の安蔵、怒鳴っているところを目撃されている。
第四は商品の横流しをしていた経理部長の啓三。
第五は社長の娘と婚約していながら別所輝子との情事を揺すられていた山崎。
しかし彼らにはアリバイがあった。果たして第六の容疑者は誰か?

 

意外な人物が犯人だと言われていたが、意外でも何でもなかった。
映画の中でちゃんとヒントは提示されている。
平凡な作品だった。

 

大阪の設定だが、出てくる人間の殆どが東京弁、実に違和感があった。
何故、江戸っ子の代表のような森川信を大阪のデカに起用するのか?
テレ朝の京都製作ドラマも大阪弁を殆ど使わないが、その先駆だ。

 

若い頃の白川由美は娘の二谷百合恵にそっくりだった。
非常に怒り肩だ。
この作品では美人には見えなかった。

 

大映専属の高松英郎は強請屋役で出演。
大映のときと同じような悪役だ。
後の頑固じじい役とは大違いである。