2004年01月03日(土) 
No.90
監督 : 小津安二郎
製作 : 永田雅一
脚本 : 野田高梧 / 小津安二郎
企画 : 松山英夫
撮影 : 宮川一夫
音楽 : 斎藤高順
配役:
中村鴈治郎 (嵐駒十郎)
京マチ子 (すみ子)
若尾文子 (加代)△
浦辺粂子 (しげ)
三井弘次 (吉之助)○
潮万太郎(仙太郎)
伊達正 (扇升)
島津雅彦 (正夫)
田中春男 (矢太蔵)
星ひかる (木村)
杉村春子 (本間お芳)
川口浩 (本間清)
これも昔よく見た映画だ。
大映作品であり、小津監督の下で、日頃見慣れない大映俳優陣が活躍してる。
中村鴈治郎京マチ子が好演だ。
抑えた演技の杉村春子より、喜怒哀楽をはっきり出す京マチ子の方を押す。
とくにラストシーンは記憶に残る。
若尾文子も若くて綺麗。
男を騙そうとしてミイラ取りがミイラになっちゃう。
踊りのシーンが妙に記憶にこびりついて離れない。
大してうまくもないのだが。
「お早よう」に勇役で出ていた子も出演していた。
脇では三井弘次がよかった。
他の小津作品でも酔っぱらいの役などで活躍してるが、この作品では「親方に散々恩になって裏切るような真似が出来るか」と言っておきながら、最後に金を持ち逃げしちゃう、美味しい役だった。
実はこの作品は小津自身のリメイクなのだが、三井弘二はオリジナルでは川口浩の役をやっている。
でも三井弘次はリメイク版の癖のある役所の方が好きだ。