名ピアニストエディ・デューチンの伝記映画。
ルーマニア移民の子エディ・デューチンはボストンのマサチューセッツ薬科大を出ながら、ピアノへの夢が捨てられず、バンドリーダー・レオ・ライスマンの門を叩く。
一度は追い出されたが、裕福なマージョリー・オルリクス嬢の口添えで仕事にありつく。
バンドピアニストになったエディーは順風満帆である。
初めてウォズワース家にパーティーで招かれる。
しかしウォズワース夫人は彼を単なるピアニストとして呼んだのだった。
ふてくされてピアノを引くエディー。
マージョリーはそんな彼の横に座り、慰めるのだった。
やがてエディーはマージョリーと結婚し、自分のオケを持つに至る。
初めての子の出産と同時に、妻は死んでしまう。
エディーは傷心のあまり、生まれた子供ピーターに会おうとはしない。
五年もNYから離れて地方暮らしの毎日。
マネージャーに請われて会いに行くが、親子の会話は弾まない。
やがて戦争が始まり、エディーは海軍に志願する。
終戦後、戦場に残されたピアノを日本の汚い子どもとともに弾いてみた。
ピーターと親子でデュエット出来れば、どんなに楽しいかと、考える。
帰国後のエディーは、まっすぐピーターのもとへ帰る。

ジョージ・シドニー監督
サミュエル・A・テーラー脚色
グレン・ミラーやベニー・グッドマン同様の音楽映画。
アメリカ人はこういう音楽映画の作り方がうまい。
ありふれた筋書きなんだけど、何度も見てしまい何度も泣いてしまう。
タイロン・パワーカーメン・キャバレロのアフレコだったが、
ピアノを弾く演技としては、最高級だった。
キム・ノバクはメイクが弱くて、印象度が低い。眉毛の感じかな。
ヴィクトリア・ショーはオードリーのような声だが、顔は全く違う。
オーストラリア人だそうだ。
キム・ノバクとどっちが良いと言われたら、この映画ではヴィクトリア・ショーを取ります。
でもこの映画はピアノ演技も含めて、タイロン・パワーの映画だ。