原作林芙美子の三角関係ものを成瀬巳喜男が映画化。
上原謙、高峰三枝子のフルムーンコンビが中年の子なし夫婦を演ずる。
その間に割り込んでくるのが、未亡人役の丹阿弥谷津子である。
上原謙は当然によろめいてしまい、そのうえ妻にばれてしまう。
上原もこの気持ちは本物ではないかと思い始めて、妻を避けるようになる。
妻は愛人と直談判に出る。

作品としてはあまり評価されていないが、個人的には同じ成瀬作品「めし」{原作:林芙美子)よりはいい出来だと思う。
結論を決めないエンディングに余韻が残る。
新珠三千代が高峰の若い妹役で登場、ずいぶん若い頃だ。
はじめのうちは誰だか分からなかった。
なかなかの美形である。
他では三国連太郎がいい味を出していた。
配役:
上原謙 (中川十一、サラリーマンの夫)
高峰三枝子 (中川美種子、妻)
丹阿弥谷津子 (相良房子、愛人)
伊豆肇 (松山浩久、元間借り人)
中北千枝子 (松山栄子、元間借り人、美穂子の相談相手)
高杉早苗 (桜井節子、美穂子の友人)
三國連太郎 (谷村忠、間借り人)
新珠三千代 (新村良美、美穂子の妹)
坪内美子 (新村妙子、美穂子の母)
谷晃 (鬼頭、間借り人のスポンサー)
監督 : 成瀬巳喜男
製作 : 藤本真澄
原作 : 林芙美子
脚色 : 井手俊郎

妻 1953 東宝

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