ピーター・チャン監督の大ヒットラブコメディだ。
主演のアニタ・ユンが香港アカデミーの主演女優賞を獲得している。
ボーイッシュな少女ウィン(アニタ・ユン)はアイドル歌手ローズ(カリーナ・ラウ)の追っかけをやっている。
ローズは、今年も音楽グランプリを獲得して、オールナイトでパーティーだ。
しかしローズのパートナーでプロデューサーでもある、サム(レスリー・チャン)は浮かない顔。
音楽的に煮詰まってきた彼は、新しい刺激を必要としている。
しかしローズは、彼の悩みに耳を貸そうとしない。
そこでサムは新人男性歌手のオーディションを開催する。
ローズに近づきたい一心でウィンは男装して、オーディションに潜り込むが、ひょんなことから合格してしまう。
まんまとサムの内弟子になったウィン。
彼女は、何とかローズとサムを取り持って、結婚させようと画策するが、ローズに肉体関係を迫られたりして、二人の間が実は冷め切っていることを知らされる。
やがてサムも、ウィンが実は女とも知らず、彼女の不思議な魅力に取りつかれる。
サムは自分がゲイではないかと、真剣に悩んでしまい、部屋を飛び出す。

小室と華原のカップルを彷彿とさせる、レスリーとカリーナの二人に、男装のアニタ・ユンが絡み、両方からアニタが惹かれてしまう、というちょっと倒錯的なコメディ。
アニタのコケティッシュな動きに目を引きつけられる。
また香港映画らしく、派手な台詞で圧倒してくれる。
映画自体は大した出来とも思えないが、アニタ・ユンの両性的な魅力には、男子女子ともに納得の作品だろう。
香港の歌手兼俳優である、レスリー・チャンの弾き語り姿もふんだんにあり、レスリーファンも答えられないようだ。
なお「金糸玉葉」は、「カサブランカ」の香港タイトルでもあり、最高級のラブロマンスに付けられる題名である。

君さえいれば 金糸玉葉 (1994, 香港)

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