安部公房原作、
勅使河原宏監督、
武満徹音楽
この組合せは名作「砂の女」と同じである。

 

顔を焼いた主人公(仲代)が精巧な仮面を手にする。
それをかぶって別人として生活し、その内容を聴き取り解釈しようとする精神科医(平幹次郎)。
妻(京マチ子)と仮面のまま不倫をするが、彼女は正体を見破っていた。
それでも主人公は夜の町を蠢き女を襲う。
 


 

最初はまるで「犬神家の一族」と思ったが、主人公がマスクを手に入れてから急展開になる。
安部公房はSF調で仮面とか箱とか名前がなくなったとか、現代人のアイデンテイティーの危機を捉えたものが多い。
しかし最近の若い子はこういう話題に興味を持っているのだろうか?
ちょっと時代を感じさせる。
 

京マチ子のボリュームたっぷりの胸を拝見できる。
あとは、入江美樹(当時のトップモデルで現小澤征爾の妻)が劇中劇で、美しい顔を持ちながらひどいケロイドに悩み自殺する女性を演じている。
さらに前田美波里がビアホール新橋ミュンヘンのドイツ語歌手として出演していた。
元々モデルだと思ったが、この頃から歌を歌ってたんだ。
バンドマンは何故かルパシカを着ていて、ロシア民謡みたいだった。

他人の顔 1966 東宝

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他人の顔 1966 東宝” への0件のフィードバック

  1. トラックバックありがとうございます。映画のほうも一度は見たいと思っています。
    「好きな音楽」に自分が愛唱してる『東京ブルース』が挙げられているのを見て、ちょっと嬉しくなりました。

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