1時間半のテレビ映画である。十分に楽しめた。
 

黒人チャーリーが白人ボウと喧嘩になり、黒人マツー(ルイス・ゴセットJr)の家へ逃げ込む。
銃声に白人地主の姪キャンディ(ホリー・ハンター)が駆けつけると、そこにはボウの死体と銃を持ったマツーがいた。
キャンディはこの状況ではマツーが白人のリンチに会うと考え、黒人たちに集合をかけた。
ぞろぞろ銃を持って集まった老人たち。
やがて保安官(リチャード・ウィドマーク)もやってきた。
黒人全員が「俺こそが犯人だ」と言う。
 


 

殺人事件なのにちっとも暗くも悲しくもない。
老黒人がいい死に場所を見つけたとばかり、白人との決闘を心待ちにしていて楽しささえ感じる。
しかし白人は来なかった。
ボウの弟はルイジアナ大でアメフトをやっていた。
黒人と組んでオールアメリカンに挑戦する矢先にこの事件が起きた。
彼は「黒人と戦わないでくれ、もう時代は変わった」と、父たちに知らせる。
老黒人たちも時代が変わったことを悟る。
わかってなかったのは、自分の元奴隷が「奇妙な果実」になると思いこんだ、キャンディただ一人だった。
 

これがルイジアナの現実なのかな。
ちょっと楽観的に過ぎるような気もする。
確かに今時リンチなんて事は無いだろうが、それでも黒人の老後の生活なんて楽じゃないだろう。
 

また、あまり邦題は的を得ていなかった。実際は年寄りが頑張ったっていう「コクーン」みたいなおとぎ話だった。

ルイジアナの夜明け 1987 米

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