新しい英国のスパイ・シリーズ。
ただし、原作がスコットランド人マーク・ミラーとデイブ・ギボンズのコミックで漫画チックなエログロ・シーンが見られる。
ミラー原作のヒーロー映画「キック・アス」を監督したマシュー・ヴォーンがあのノリをさらにパワーアップして監督を務めている。

ドラマとしては、独立の立場を守るスパイ組織キングスマンで、父の跡を継いでスパイを目指す青年の姿を描く。
主演エグジーは新鋭タロン・エガートン。亡き父の友人でエグジーを鍛える腕利きスパイ役にコリン・ファース

 

Synopsis:

ハリー・ガラハットはロンドンの超高級テイラーであるキングスマンに勤めるが、実はその裏でアーサーを指導者とするスパイ組織の一員として活躍している。エグジーはハリーの同僚の息子だったが、活動中に敵の自爆テロに巻き込まれてしまい、ハリーを守って自ら犠牲になる。だからハリーはエグジーの成長ぶりをいつも気にかけていた。エグジーの母は、夫が亡くなってから自堕落な生活をして貧民層に落ち込んでいた。ハリーは父の真実の姿を明かし、学校もろくに行かずに成長したエグジーに、キングスマンに欠員が出たからと誘った。ただしキングスマンの一員になるのは厳しい競争に勝ち抜いた一人だけ。エグジーはそれでも今よりマシと挑戦する。競争相手は上流階級の一流大卒ばかり。ところがエグジーは勝ち抜いて、最初に友人になったロキシーとともに最後の二人に残る。最後の試験は愛犬を撃てるかというもの。エグジーは非情になれずにそこで敗退する。
一方、謎の環境主義団体に誘拐されたはずのアーノルド教授が何食わぬ顔をして大学に戻っていた。不審に思ったハリーは接触すると頭が吹っ飛んでしまう。被害者の首にマイクロチップが埋め込まれていた。最近無料SIMを配布して話題のメディア王ヴァレンタインのもので、ハリーは陰謀を嗅ぎつける。アメリカ南部の教会に何故か参加したハリーは、急に銃を撃ちたくなり集団大虐殺事件に関わってしまい、気がついた時には教会は血の海だった。外へ出るとヴァレンタインがハリーの顔面を撃ち抜いた。
様子をネットで見ていたエグジーがキングスマン本部に行くとアーサーが会ってくれた。彼の顔をよく見ると耳の裏に手術跡があった。アーサーとエグジーにスコッチが用意されるが、エグジーは隙を突いて二つのスコッチを入れ換える。飲み干すとアーサーは苦しみ出して死んでしまった。アーサーもヴァレンタインに寝返りエグジーを殺そうとしたのだ。
ハリー亡き後、ハリーの後釜としてエグジーがキングスマンに迎えられる。ヴァレンタインは世界の人口を減らすために、無料SIMから無差別殺人信号を送り多くの人類を抹殺するつもりだ。世界の要人には首の裏に手術をして生き残れる代わりにヴァレンタインに対する忠誠を誓わせている。
いよいよ人類抹殺計画のX-day が近付いた。SIMに電波を送る衛星を破壊するため、ロキシーは宇宙へ飛び、エグジーは敵の本部に乗り込んだ。まずヴァレンタインのシステムをハッキングして、人類抹殺計画を知りながら魂を売った世界の要人達の首を花火のように吹っ飛ばした。しかしヴァレンタインの秘書兼用心棒ガゼルが前に立ちはだかる。果たしてその向こうで代わりの衛星を手配しているヴァレンタインをエグジーは抹殺できるのか。

Impression:

これは「キック・アス」同様に下品だが、あれより面白い。
世界の要人全員の首を次々と飛ばすところも良いが、スウェーデン王女ティルデが世界を救ったお礼にお尻が見せるところは夢に見そうだ。
王女役のハンナ・アルストロームは30過ぎのスウェーデンの中堅女優だが、今更お尻を出して世界中に名を知られるとは思わなかっただろう。

 

 

Staff/Cast:

監督 マシュー・ヴォーン
製作総指揮 マーク・ミラー 、 デイブ・ギボンズ
原作 マーク・ミラー
脚本 マシュー・ヴォーン 、 ジェーン・ゴールドマン
衣裳デザイン アリアン・フィリップス
音楽 ヘンリー・ジャックマン 、 マシュー・マージェソン

 

出演
タロン・エガートン ゲイリー・”エグジー”・アンウィン
コリン・ファース ハリー・ハート / ガラハッド
マイケル・ケイン アーサー
サミュエル・L・ジャクソン ヴァレンタイン
 マーク・ストロング マーリン技官
ソフィア・ブテラ ガゼル
ソフィー・クックソン ロキシー
ハンナ・アルストローム ティルデ王女

キングスマン (Kingsman The Secret Service) 2014 イギリス+アメリカ 20世紀フォックス配給

投稿ナビゲーション