一か月前に上映した前編と同じく末次由紀原作の高校競技かるたマンガをベースに大きく脚色を加えて小泉徳宏監督が映画化

主演は広瀬すず、野村周平、新田真剣佑に加えて松岡茉優

前編はあまり面白くなかったが、後編に入り詩暢(松岡茉優)が登場してから、急に面白くなった。

 

あらすじ

太一(野村周一)と千早(広瀬すず)は福井に新(真剣佑)を訪ねる。新はかるたの永世名人だった祖父を亡くして目標を見失っていた。太一は新を待っていればいずれ戻ってくると信じていたが、千早は最年少クイーンの詩暢(松岡茉優)を倒せば新は戻ってくると思い込んでしまう。

千早は左利きの詩暢に似た相手を求めて団体戦の練習を疎かにし、カルタ会に出入りしていた。主将の太一はそんな千早を部から突き放す。千早は北王学園へ出稽古に出かけるが、須藤先輩にボコボコにやられ、気の迷いを責められる。その上で東京代表として無様な姿を見せるなと、他府県代表校のデータを譲ってくれる。

結局、千早はかるた部に戻り、近江神宮の全国大会団体戦に出場するが、疲労で途中退場してしまう。チームは駒野君のがんばりがあったが、名門藤崎高校に敗れる。

翌日回復した千早は大会個人戦に参加し、二回戦でとうとうクイーンの詩暢と当たる。その場には新も姿を見せた。

序盤は詩暢のスピードに対応できなかったが、徐々に慣れてきて後半は自分の良さを出せた。しかし善戦及ばず17枚差という大差を付けられて敗れる。

それでも強い相手とカルタをして楽しかった千早は「またクイーン戦でカルタをしよう」と詩暢に呼びかける。今まで強すぎて誰からも敬遠されてきた詩暢にとって初めての体験だった。

新も千早の戦いぶりに大きな刺激を受けて、再びカルタに向かうことを決心する。

 

雑感

松岡茉優が一人加わって怪演を見せるだけで、こうも映画に緊張感が加わるものか。

それ以前の広瀬すず中心の緩さが取れて、ピリッと引き締まったような感じがする。

監督の書く脚本は原作からも大きく逸脱を始めた。

細かい点まで見ると原作の方がスッキリするんだが、1時間40分の映画に限って言うと、脚本の方が勢いがあって良い。

特にラストは第一部の終幕として納得いくものだった。

一つ引っ掛かったのは、原作での詩暢のセーラー服は似合うが、松岡茉優のセーラー服姿は全く似合わないw。

この作品の成功で、二年後に第3弾「ちはやふる~結び」が上映された。

 

スタッフ

監督・脚本 小泉徳宏
プロデューサー 巣立恭平
原作  末次由紀
撮影  柳田裕男
音楽  横山克
企画  北島直明
主題歌 Perfume

配役

綾瀬千早 広瀬すず
若宮詩暢 松岡茉優
真島太一 野村周平
綿谷新  新田真剣佑
大江奏  上白石萌音
西田優征 矢本悠馬
駒野勉 森永悠希
宮内妙子 松田美由紀
原田秀雄 國村隼

 

ちはやふる -下の句- 2016 日本テレビ・東宝 – 松岡茉優は世代No.1女優

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