2004年03月06日(土)  No.169
監督 山田洋次
 

男優 
真田広之 井口清兵衛
小林稔侍 久坂長兵衛
大杉漣 甲田豊太郎
吹越満 飯沼倫之丞
田中泯 余五善右衛門
丹波哲郎 井口藤左衛門
尾美としのり

 

女優
宮沢りえ 飯沼朋江
伊藤未希 井口萱野
橋口恵莉奈 井口以登
岸恵子 晩年の以登
深浦加奈子
 

原作 藤沢周平「たそがれ清兵衛」「竹光始末」「祝い人助八」
脚本 山田洋次 朝間義隆
 

小説「たそがれ清兵衛」とその他二本の短編をミックスした映画化だ。
とくに小説「祝い人助八」の設定をメインにしている。
祝い人とは乞食のことだ。
だが主人公は乞食ではなく、見窄らしい格好をしているというだけである。
 

清兵衛は妻を亡くし二人の幼い娘とぼけた母と一緒に住んでいる。
久しぶりに朋江が訪ねてくる。
夫に虐待され別れたのだが、その夫につきまとわれ助けを求めに来たのだ。
清兵衛は元夫と果たし合いを行い、見事相手を卒倒させる。
そのことが話題となり、清兵衛は上意討ちの刺客に選ばれる。
相手は余五善右衛門、なかなかの使い手だ。
派閥争いに巻き込まれ、死刑を命ぜられた。
清兵衛は討ちに行く前に、朋江に来てもらい身支度を整える。
そのとき彼女に思い切って結婚して欲しいと言った。
朋江は先に家族のものが再婚先を決めたと言う。
がっかりした気分のまま、清兵衛は余五を討ちに、出かける。
 


 

アカデミー賞にノミネートされたが、それほど大した作品ではないと思う。
題名通り「たそがれ清兵衛」を原作に使っていれば、夫婦愛の話だから少しは面白くなったかも知れない。
日本の時代劇がアカデミー賞外国語映画賞ノミネートに選ばれたのは数年ぶりだが、今さら時代劇でもないだろう。