スキーキャプテン(鞍上は武豊)以来21年ぶりにケンタッキーダービーに日本調教馬として武豊を鞍上に迎えラニ(松永幹夫厩舎、前田幸治馬主)が挑戦。
前哨戦UAEダービー(G2)は追い込んで完勝し堂々と出走権を手にした。
二歳チャンピオンのナイキストは先行二番手から抜け出すという完勝劇。これで前走のフロリダダービーを含め8連勝かな。文句なしの強さ。ブリーダーズカップを使う前に無敗の侭引退しても可笑しくない。
一方、武豊ラニはスタートで一頭出遅れ、上がりたくても邪魔をされて、外々を回されてようやく中団に届いただけの9着。
少頭数のレースでは追い込んだり捲ったりと技を見せたが、多頭数の本番では勝ち馬との格の違いを思い知らされた。
やはりダート戦でユタカマジックを見せたかったら、逃げ先行に限る。
少頭数のベルモントSに出るという話もあるが。
ケンタッキーダービー 2016 ナイキスト完勝、ラニ見せ場なし