Mojo+UE900Sの女性ボーカルに少し不満が出てきたので、禁断のハイブリッド・イヤホンに手を出してしまった。
オーストリアAKGのK3003(3年落ちの中古)である。
高域、中域がバランスド・アーマチュアの2wayで、低域が1wayのダイナミック。
5年前に発売されて未だ現行機のロングセラーだ。
しばらく聞いていると、半日で本領発揮。
人はUltrasoneのヘッドホンが採用しているS-logicのいうシステムと似ていると言うが、まあそれもわからなくはない。
どちらもスタジオでもまるでライブのように臨場感を感じさせる。しかしあざとい脚色も感じさせる。
しかしS-logicは僕には合わない。
あれは位相がずれているように感じられて、ぐるぐる目が回るのだ。
しかしK3003は全くそんなことがない。
またS-logicは低音寄りだが、K3003は中高音にピークを感ずる。
やや左の方が耳よりサイズが大きいと感じたので、純正イヤーピースを替えてみた。
一つ下のサイズにするとやや小さいようだ。しかし歩き回らなければ、安定はしている。
そこでおすすめサイトで読んだJVCから発売されているスパイラルドットのMサイズにしてみた。
取付は純正より時間は掛かるが,片手でも出来る。
これも歩き回らなければ安定する。
しかし音はかなり替わる。低音がしっかり聞こえてくる。しかし臨場感は少し失われる。
ライブ録音でなければこれで十分だ。
しばらくこれで聞いてみる。
飽きたら純正に戻すつもりだ。
AKG ハイブリッド・イヤホン K3003