名作だが初読である。
ユミはブランドを愛する女性。昼はOL、夜はホテトルをやって荒稼ぎしている。
ユミにはペットがいた。
それはワニだった。
彼女のもとに異母妹ケイコが通ってくる。
義母には若いツバメがいた。
ある日、ユミは若いツバメの自宅を突き止める。
その日からユミ、ケイコ、若いツバメの奇妙な共同生活が始まる。
OLのホテトルブームに乗っかり、東電OL殺人事件とともに、記憶の底に消え去るかと思われた。
ところがどっこい、援助交際ブームに乗っかり、何と14年間も増刷され続けている。
あの頃のブランドものを並べた小説と違う点は、くどさがないと言う点。
ユミは義母をバットで襲うあたりが一つの山場だ。
ラストは不要ではないか?
Related posts:
pink 岡崎京子 マガジンハウス
刑訴は誰の道具か
東電女性社員殺害で無期判決のネパール人が再審を請求(日経新聞) 刑事訴訟法の34
刑訴は誰の道具か
東電女性社員殺害で無期判決のネパール人が再審を請求(日経新聞) 刑事訴訟法の34