今期は「けものフレンズ2」ショックに加えて京アニ・ショックが長引いてアニメ界は沈鬱としたムードが流れていた。
世の中は「鬼滅」ブームだそうだが、残念ながら年齢的に付いていけない。それでも過去の優秀作品の続編が登場して、少しは見る気になった。
第一位 ハイスコアガール2(JC STAFF制作)
前作「ハイスコアガール」が好評だったが、昨年度末にNeoflixで配信した13話から15話を再放送するところから始めてしまったから、すでにOVA等で15話まで見ているファンが見なくなり、視聴率は悪化してしまった。しかし最後の盛り上がりは凄かった。
DVDも爆死ではないであろうが、かなり成績は落ちるだろう。それでもロングセラーになると予感している。それほど1990年代にゲームで青春を過ごした世代には懐かしい。
第二位 ちはやふる3(前期) (マッドハウス制作)
6年ぶり新作だが、初めのうちこそお久しぶり感が流れていたが、そのうちあの「ちはやふる」が戻ってきた。瀬戸麻沙美は仕事が充実してきて、今や乗っている感が凄い。ラストは実写版並みに劇場版かな?
第三位 Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線 バビロニア- (Clover Works制作)
シュメール王時代のギルガメッシュの素顔を描く異色作。Ufotableと比べて作画が地味だったが、許される範囲だ。
佳作 本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません (亜細亜堂)
小品だけど、手堅い配役で真面目に作られていたことに共感。
監督賞 山川芳樹 (ハイスコアガール2)
なかなか難しい作画を、良い脚本を使って盛り上げてくれた。
2019年秋アニメはこれを見るべきだった!