ミュージックビデオ監督だったマーク・ウェブの長編デビュー作。本作は、脚本のスコット・ノイスタッターの学生時代の恋物語に基づいて作られている。2009年サンダンス映画祭で上映された。
主演ジョセフ・ゴードン・レヴィットズーイー・デシャネル
 

 

あらすじ

 
トムはサマーと出会って友達として付き合うようになり、セフレに昇格したが、結局捨てられて、落ち込んで新しい出会いがあって立ち直るまでの500日を描いている。
サマーはトムと気まずい別れをした直後に、出会い頭の男とビビビと来て即結婚してしまうのだ。
時系列に表現すると、こうなるが、映画は時系列をシャッフルして描いているので、早期に二人は別れることが分かってしまう。
 

雑感

 
倒叙恋愛映画とでも呼ぼうか。
トムはセックスフレンドでしかなかった。そんなトムを500日も振り回したサマーは完全にビッチだが、でも嘘を吐いたわけではない。そんな美人と分不相応な付き合いをしたトムが悪い。美人はあこがれる内が、華だ。
この作品を見て、森山未来主演のドラマ「モテキ」を思い出した。モテキでも男は片っ端から振られ続けるが、500日も振り回されたトムの方がよほど幸せものじゃないか。
10歳のクロエ・グレース・モレッツが、本筋には何ら関係ないんだが、トムの相談相手として適格な助言を与える。

 

 

スタッフ・キャスト

 
監督マーク・ウェブ
脚本スコット・ノイスタッター、マイケル・H・ウェバー
製作マーク・ウォーターズ、ジェエシカ・タッキンスキー、メイソン・ノヴィック、スティーヴン・J・ウルフ
音楽マイケル・ダナ
撮影エリック・スティールバーグ
編集アラン・エドワード・ベル

 
配役

トム・ハンセン – ジョセフ・ゴードン=レヴィット
サマー・フィン – ズーイー・デシャネル
ヴァンス – クラーク・グレッグ
オータム – ミンカ・ケリー
マッケンジー – ジェフリー・エアンド
ポール – マシュー・グレイ・ギュブラー
レイチェル・ハンセン – クロエ・グレース・モレッツ
ナレーター - リチャード・マクゴナガル

 

(500)日のサマー  (500) Days of Summer  2009 フォックス・サーチライト製作配給

投稿ナビゲーション