エルキュール・ポワロの今年最終作。
昔読んだはずなのだが、忘れてしまったので、新鮮な気持ちで見ることが出来た。親族関係が派手にいじられているように感じたが、それにも関わらず出来は良かった。
最後に犯人の豹変シーンがあるドラマを見ると、いつも生きていて良かったと感じる(笑)また見終わって、既視感を感じるのは、クリスティ作品のいつものことだろう。
あらすじ:
リチャードの葬儀が終わり、遺言公開の席で妹コーラが呟いた「リチャードは殺されたんでしょう?」という一言から全ては始まった。翌日コーラは惨殺された。リチャードは死ぬ直前にコーラを訪ねたと家政婦は証言した。早速エルキュール・ポアロが捜査を開始する。
—ネタバレ注意
ゲスト俳優の序列を見たら、誰が犯人か分かってしまう。
ギルバート ロバート・バサースト (磯部勉)
磯部勉が声を当てる人って、みんな似ているなあ。
ヘレン ジェラルディン・ジェイムズ (香野百合子)
女優よりも久方ぶりの声優に興味が湧く。ウルトラセブンからウルトラアイを盗んだマゼラン星人だ。後にポーラテレビ小説「文子とはつ」で藤真利子とともにW主演を張る。
ギルクリスト モニカ・ドーラン (小野洋子)
コーラの家政婦。なかなか達者な役者さんだ。
ジョージ マイケル・ファスベンダー (宮内敦士)
彼を犯人に仕立てても、クリスティは長編を書けてしまうだろう。
スザンナ ルーシー・パンチ (五十嵐麗)
今回の主役。でも顔の彫りが深過ぎて、好みではないな。
ロザムンド フィオナ・グラスコット (林真里花)
スザンナの妹役。こちらが俺の好み。
モード アンナ・カルダー・マーシャル (峰あつ子)1970年「嵐が丘」キャサリン役
今回は老け役だったが、実際はもう少し若い。
スタッフ:
演出モーリス・フィリップス
脚本フィロミーナ・マクドナー
撮影デビッド・ヒッグス
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今年のポワロ三作の中では、もっとも面白かった。海外の評価もたしかに高い。
しかし原作がアガサ後半の作品(1953)なので、映像化作品も戦前のものほどオリジナリティを感じなかった。
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そう言えば、砒素の話で思いだした。ポワロ第二シーズンの傑作「エンドハウスの怪事件」で主演したポリー・ウォーカー(他に「パトリオット・ゲーム」「エマ」)。あのとき、彼女も見事に豹変した。その彼女が、現在製作中のミス・マープル「バートラムホテルにて」でレディ・セジウィックを演ずることになっている。
ついでに言うと、そのドラマでミス・マープルの相棒セリナ・ヘイジーは、フランチェスカ・アニス(「秘密機関」「二人で探偵を」「何故エバンスに頼まなかったか」)が演ずる予定だ。
大女優の競演。今から楽しみだ。まだまだ年寄りは死ねないなあ(笑)
葬儀を終えて
NHK BS2のアガサ・クリスティー特集。
最終夜は名探偵ポワロ「葬儀を終えて」です。
葬儀を終えて(名探偵ポワロ)
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アガサ・クリスティー特集「名探偵ポワロ」&「ミス・マープル」
2週間続いた「クリスティー特集」も、今夜が最終話。
原作はYuseumの好きな作品です。
ドラマを見ての感想は、「まあまあ」。
悪くはないんだけど、手放しで賞賛できるような感じでもなかったです。
ストーリーの本筋は、ほぼ原作を再現していました。
しかし、もともと地味な作品なのに、全体的に原作以上に地味だったから、少々退屈((;・・ヘ)
そして、今回も恒例の「改変」は行われていました。
まあ、これ…
こんばんは。
今までTBばかりしていたのですが、「クリスティー特集」もひとまず今日で最後だったので、コメントを書かせていただきます。
総じて、この作品が一番よかったです。
やっぱり、なんだかんだ言っても「名探偵ポワロ」はいいです。
全体的にやたら同性愛絡みの改変が目立ちましたが、多少のことは大目に見ても、ちょっと多すぎですね。
アメリカ&イギリスでは、その方が受けるのかなぁ。
また、遊びに来ますm(__)m
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はじめまして、突然のトラックバック申し訳ありません。毎日を常にエンジョイ!を心がけているtenpersonと申します。記事に「ドラマ」に関する事が書かれていたのでトラックバックさせて頂きました。ドラマ【Dr.コトー診療所】について書いたブログです。今後どんどん情報を集めていきますので、ご迷惑な場合は、お手数をおかけ致しますが、削除してもらってかまいませんので、どうぞ宜しくお願い致します。…
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12/15「名探偵ポワロ 葬儀を終えて」
今回のアガサ・クリスティシリーズ最後の作品が『名探偵ポワロ 葬儀を終えて』でした