ヒッチコックの戦前の映画「暗殺者の家」のリメイク版。

何度見たかわからないが、ヒッチコック監督としては音楽を取り入れた作品として記憶に残る。

ドリス・デイはその三年前にも「カラミティ・ジェーン」の主題歌「シークレット・ラヴ」でアカデミー賞を取っている。しかし「何事もなるようになる」と希望を歌う主題歌「ケ・セラ・セラ」(二度目のアカデミー主題歌賞)はラストの伏線にもなっていて彼女の代表曲になった。

マッケナ一家はフランス領モロッコへ家族観光にきていた。どこでも誰とでも親しくなるのがアメリカ人の悪い癖で今回もバスでベルナールと親しくなる。しかし彼は謎の言葉を残して殺されてしまい、息子も誘拐されてしまう。やがて夫妻はなぞの言葉を追ってロンドンへ。実はそこで大使館要人暗殺計画が張り巡らされていた。

監督:アルフレッド・ヒッチコック

主演:ジェームズ・スチュアート、ドリス・デイ

知りすぎていた男 1956 パラマウント

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